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マスターカードの中国人留学生向け決済サービス 巨大市場の覇権狙う 

Forbes JAPAN 8/22(月) 9:00配信

多くの中国人学生にとって、米国の大学への進学は一つの夢だ。トップレベルの大学を卒業すれば、米国だけでなく中国での将来も開ける。しかし高額の授業料や生活費を負担できる中国人にとっても、支払いの壁がある。



米国の大学の多くは小切手や電信振替、マネーオーダーでの支払いしか受け付けておらず、海外からの送金は手間がかかる。為替の変動も頭痛のタネだ。ブルッキングス研究所によると、留学生が支払う学費の市場規模は210億ドル(約2兆1,000億円)超に達する。

海外留学生、特に中国人の支払いの利便性を高めるためマスターカードはカード保有者に、米国の学校の学費と生活費を中国のデビットカードやクレジットカード経由で支払えるサービスを提供している。この前例のないサービスは、サンフランシスコのオンライン決済サービス会社Plastiqと提携し実現した,

Plastiqは留学生側からカード決済で必要額を受け取り、学校が指定した方法で学費を送金する。学校はPlastiqのアカウントを開設する必要もない。

カリフォルニア工科大学で学ぶ中国人留学生のジェレミー・リウによると「Plastiqの手数料は一番低く、クレジットカードが使えないときは重宝している」という。米国国際教育研究所(Institute of International Education)のオープンドア・リポートによると、米国で学ぶ外国人留学生の中で、最も多いのは中国人で全体のうちの31%を占め、約30万人が米国で学んでいる。

Jason Lim

最終更新:8/22(月) 9:00

Forbes JAPAN

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