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過去データは語る! あの円高時でも利益を2倍にした89社リスト

会社四季報オンライン 8/22(月) 14:26配信

 お盆休みで市場が閑散とする中、じわり円高が進んだ。

 為替相場の先行きは不透明だが、ここ10年を振り返ると2007年6月から2011年10月にかけては、1ドル=124円15円から75円70銭まで、約4年半で48円の円高となったこともある。

 おまけにこの間、日本は08年にリーマンショック、11年には東日本大震災にも襲われたが、そんな環境下でも利益をグンと伸ばした企業はある。それらの企業をじっくりチェックすれば、何かしらの“気付き”が得られるかもしれない。

 そこで今回は、07年と12年の営業利益を比較し、この5年間で利益を倍増させた銘柄をピックアップしてみた。

 ランキングでは07年以降毎期黒字かつ、12年の営業利益が07年の倍以上、かつ07年営業利益が10億円以上の銘柄に限定している。また、変則決算の会社、10~12月期決算会社は対象外としている。

 ランキングトップのDeNA <2432> はこの当時、従来型携帯電話いわゆるガラケーのソーシャルゲームで荒稼ぎし、プロ野球球団を買収した絶頂期。07年からの5年で利益はなんと約14倍という驚異的な伸びを見せた。

 英ARM社の巨額買収で話題を集めたソフトバンク <9984> も48位にランクインしている。07年に2710億だった営業利益が6752億円と大きく伸びたいるが、これは当時、米アップルのiPhoneを独占販売していたのが大きな要因だった。

 16日に値下がり率上位に顔を出した空調工事大手の大気社 <1979> も25位にランクイン。10日発表した第1四半期決算が大幅減益で、国内証券会社が目標株価を引き上げたことを嫌気して大きく売られているが、2400円水準で踏ん張ることができれば、仕込み時の可能性もある。

 業種別に見ると、ドラックストアやホームセンター、小売りや外食などの内需系銘柄や、食品・医薬品などのディフェンシブ銘柄が目につく。やはり円高時には内需・ディフェンシブ銘柄のほうが業績面では安心感がある。これらの企業が足元でどんな業績推移をしているか、チェックしておく必要はありそうだ。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

会社四季報オンライン編集部

最終更新:8/22(月) 14:26

会社四季報オンライン