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優れたリーダーの特性は世界共通?15カ国調査の結果

コーチ・エィ 8/23(火) 18:40配信

「優れたリーダー」とはどのような特性を備えた人ですか? ――そう聞かれたら皆さんはどう答えるでしょうか。またその答えは国によってどう違うでしょうか。

コーチング研究所では、世界15ヵ国(地域)の企業に勤める非管理職の男女1.500人(各国100人)を対象に、「組織とリーダーに関するグローバル価値観調査2015」(※1)を実施しました。「人生で大事にしている価値」「労働観」「理想の職場像」など様々な価値観を扱った調査になりますが、そのひとつに「優れたリーダーの特性」を問う質問を用意しました。

今回調査するにあたり、当研究所の800社を超える企業のリーダーシップや組織開発に関するこれまでの研究結果を基に、リーダーシップの要素を18項目に集約しました。調査では「組織において、優れたリーダーとはどのような人だと思うか」を聞き、18項目から特に重要だと思うものを6つ選んでもらいました。選択率の高かった項目が「優れたリーダーの特性」ということになります。各国の選択率を算出し、選択率の高い順に並べたのが図1です。

調査を行った世界15ヵ国(地域)全体で見ると、トップ3は「責任感が強い」「人を鼓舞する」「人の話を聞く」でした。この3項目が世界的に見てランキングの上位に来ることは、さほど違和感のない結果のように思えますが、意外だったのはトップ3項目が多くの国で同じく上位を占めたことです。オーストラリア、フランス、アメリカではトップ3が一致(順位違い)、残り12ヶ国に関しても11ヵ国で上位2項目が15ヵ国(地域)全体のトップ3のいずれかに一致しました。

当研究所の仮説は「優れたリーダーの特性は国によって異なる」というものでした。「優れたリーダー」の基準は、その国の歴史や文化、政治・経済の現状や社会環境などに大いに影響されると考えられるからです。それに対し図1の結果は、優れたリーダーの特性は国が異なってもかなり共通しているという、仮説とは逆の結果になりました。

しかし、この結果は「優れたリーダーとはどのような人だと思いますか」と聞いた、人々が考える優れたリーダーの理想像です。これに対して、実際にはどのようなリーダーを優れたリーダーと認めているのでしょうか。

調査では、回答者に自身が所属する組織のリーダーを18項目別に評価してもらい(「あなたの会社のリーダーは、あなたからどう見えていますか」)、その上で最後にリーダーとしての総合評価をしてもらいました。この実際の評価データを使って、18項目がそれぞれ総合的なリーダー評価にどの程度影響するかを、統計解析の手法を用いて算出しました。影響度の高かった項目は、「優れたリーダーが実際に備えている特性」と解釈することが出来ます。18項目を国別に、影響度の高い順に並べたのが図2です。

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最終更新:8/23(火) 18:40

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