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笠松から小倉競馬へ。「旅打ち」の 必勝祈願に最適な博多のモツ鍋

webスポルティーバ 8/23(火) 13:28配信

「夏競馬」珍道中~西日本編(5)

 自画自賛してしまうほどの逆転劇で、最初の笠松競馬をプラス収支で終えた西日本を行く「旅打ち」。笠松競馬場を後にして、一路向かったのは福岡県。当日予約でも1万円前後というLCC(格安航空会社)に感謝しつつ、第2ラウンドの小倉競馬を控えた今夜は、博多の夜を満喫し、しっかりと英気を養いたい。

【写真】「旅打ち」第1ラウンドの舞台となった笠松競馬場

 博多では、最近少しずつ増えている個室型のカプセルホテルに泊まった。カプセルなのに「個室型」とはこれいかに? 個室とはいえ、正確には簡易宿泊施設のひとつで、部屋ごとにドアはなく、アコーディオンカーテンなどで仕切られている。

 中に入ると、上下2段の宿泊カプセルのどちらかの段が開放されている。例えば、右の部屋に入ると上段がロフトのようになっており、左の部屋に入ると下段が普通のベッドのようになっている。それぞれのベッドが上下に重なっている分、少ないスペースで多くの部屋を確保できる構造となっているのだ。簡易とはいえ、プレイベート感はしっかりと確保されており、広さこそないものの、普通のカプセルホテルのような閉塞感はない。

 しかも小さなデスクもあって、ここでデスクワークや充電もできる。また、ホテル内には大浴場が併設されており、個室風呂よりもゆったりと湯船につかることができるので、夏の暑さと移動の疲れをまとめてとってくれるのがありがたい。

 ひとっ風呂浴びてさっぱりしたところで、夜の博多へ繰り出した。1日目の勝利の祝杯と、このあとの旅の無事を祈念して、だ。

 中洲界隈は、東京の不夜城とはまた違った、エネルギッシュな活気に満ち溢れている。街のあちこちに屋台が立ち並ぶさまは、この地域ならではの光景だ。

 さて、どの店に入ろうか。

 と、その前に明日の競馬新聞を購入しておきたい。旅先で軽く一杯やりながら、翌日のレースを検討する。なんとも、乙じゃないか。

 そう思って、手近なコンビニに入るが、……ない。通常、レジ横のスタンドにある競馬新聞がないのだ。

 はて? どういうことだろうか。そう思いながら、別の系列のコンビニに行ってみても、そこにもない。店員さんに尋ねてみた。

「競馬新聞は売り切れですか?」

 すると、店員さんは困ったような顔をして言う。

「この辺りは競馬新聞を売っているところがあんまりないんですよね」

 そういえば、以前に聞いたことがある。博多では、他の公営競技のほうが人気で、競馬は肩身が狭いのだ、と。

 しょうがない。競馬新聞は翌日、小倉競馬場に着いた際に購入することにしよう。笠松競馬がフルゲート10頭だったのに対して、JRAの小倉競馬ではフルゲート18頭。その辺の感覚も含めて、頭の中を早く切り替えておきたかったが……。

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最終更新:8/23(火) 13:28

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