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ミラン強化部の迷走止まらず?  新加入の昨季セリエB得点王に衝撃の出戻り移籍が浮上

Football ZONE web 8/23(火) 8:10配信

争奪戦を制して獲得したラパドゥーラ 古巣ペスカーラがレンタル移籍を提案か

 今季補強の目玉として、ペスカーラからACミランに加入した昨季セリエB得点王のFWジャンルカ・ラパドゥーラが、ペスカーラに驚きの電撃復帰を果たす可能性が浮上している。地元メディア「トゥットペスカーラカルチョ・コム」が報じている。

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 ラパドゥーラは昨季セリエBで44試合30ゴールを決める活躍を見せ、ペスカーラのセリエA昇格に貢献した。セリエAの強豪ナポリに加え、プレミア王者レスター・シティも獲得オファーを出すなど人気銘柄となったがミランに移籍。今季は背番号9という大役を拝命したが、故障とコンディション不良によりプレシーズンで出遅れてしまった。そして、ウェストハムなどへの移籍が有力視されていたエースのコロンビア代表FWカルロス・バッカも急転残留となったため、ラパドゥーラは出場機会をほぼ手にすることができなくなった。

 中国企業に身売りしながらも金欠状態のミランにとっては、移籍金900万ユーロ(約10億円)を費やしながらも、ベンチの置き物と化そうとしているラパドゥーラに、ペスカーラが救いの手を差し出そうとしている。最新のレポートによると、ミランに期限付き移籍でのラパドゥーラ復帰を提案しているという。

ラパドゥーラに待ち受けた皮肉な運命

 ペスカーラのダニエレ・セバスティアーニ会長も、ストライカーの現状を案じている。地元ラジオ局「ラジオ・キス・キス」によると、「こうなっては後の祭りだが、彼にとっては最高の選択肢ではなかった。彼はゴンサロ・イグアインがいるから、ナポリには行きたがらなかった。おそらく、よりプレーする機会のある中位クラブを選ぶべきだった」と語ったという。

 ナポリは今夏、セリエA史上最高額の9400万ユーロ(約105億円)でユベントスにアルゼンチン代表FWイグアインを売却。一方、ミランは売却するはずのバッカが残留するという、ラパドゥーラにとっては皮肉な運命になった。

 今季補強の目玉に出場機会が与えられず、加入わずかでレンタルバックの話が浮上したミラン。その補強戦略は、完全に迷走していると言えそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/23(火) 8:10

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