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スポーツジムを出る前に手を洗おう、感染症予防のために

ライフハッカー[日本版] 8/23(火) 23:10配信

メシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)などによる皮膚感染症は、スポーツジムやロッカールームのような環境では、あっという間に広まってしまいます。スポーツジムで汗をかいたあとは汚れを落とすものだということくらいご存知かと思いますが、特に手はしっかりと洗いましょう。健康維持のためのスポーツジム通いで感染症にかかってしまうなんて、本末転倒です。感染症なんて、避けられるものなのですから。

いつも使っているトレッドミルやお気に入りのベンチは、どんな人が使っていたかわかりません。汗や汚れがふき取られずに残っているかもしれません。全米アスレティックトレーナー協会(NATA)が2010年に発表した意見書には、皮膚病は運動選手の間ではごく一般的であると指摘されています。水虫、単純ヘルペス、とびひ(伝染性膿痂疹)、そして、特に深刻なMRSA(ブドウ球菌の一種で、特に治療が難しいもの)など、よく知られた皮膚感染症を引き起こす病原体の多くは、スポーツジムのような環境ではおなじみのものです。

自宅にヘンなものを持ち込む可能性を最小限に留めるため、ワークアウトをしたあとは石鹸と流水で手を洗いましょう。また、ロッカールームのシャワーを使う場合は、自分専用の石鹸とタオルを持ち込むようにします。

アルコールを含んだ洗浄液は、1、2滴たらした程度では十分な効果がありません。どうしてもほかの手段がない場合は、せめてアルコール含有量が60%以上のものを選ぶようにしましょう。また、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)では、手で口や鼻や目を触らないよう呼びかけています。ほとんどのスポーツジムには、消毒スプレーのようなものが設置されています。消毒スプレーは細菌の拡散を遅らせる作用がありますが、『Clinical Journal of Sport Medicine』誌に掲載された研究報告によると、その効果は常に期待できるわけではないようです。多少の安心感は得られるかもしれませんが、あとできちんと手を洗ったり、服を適切に洗濯したりする必要がなくなるわけではありません。

なにも、無菌室でワークアウトをしなければならないとか、スポーツジム通いを諦めろとか、そういうことではありません。単なる公共広告のようなものだと思ってください。スポーツジムの用具を使ったなら、そのあと食事に出かける前に手を洗いましょう、と啓発しているだけです。理屈を抜きにしたって、そのほうがサッパリしますしね。

National Athletic Trainer's Association Position Statement: Skin Diseases | National Athletic Trainer's Association via The Nation's Health

Stephanie Lee(原文/訳:風見隆/ガリレオ)
Photo by Richard foster/Flickr (CC BY-SA 2.0).

最終更新:8/23(火) 23:10

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