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ミランの“サブ組”本田に届いた再オファー サンダーランド移籍なら待つのは残留争いの苦境か

Football ZONE web 8/23(火) 15:45配信

移籍金11億円超でモイーズ監督から再打診 金欠ミランは放出を容認

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、プレミアリーグのサンダーランドから二度目のオファーを受けているという。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が報じている。

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 サンダーランドは今月の前半に、本田獲得に対して強い興味を示して身分照会の依頼をミランに送ったものの、本田サイドから「ノー」の返事を突きつけられて交渉が進展しなかったと、現地メディアでは報じられていた。しかし、今季からデイビッド・モイーズ新監督が率いるサンダーランドは本田獲得を諦めず、再度ミラン側に獲得オファーを送っているという。

 その移籍金は1000万ユーロ(約11億5000万円)とされる。2014年1月に移籍金ゼロで獲得したミランは、サンダーランドのオファー額がまるまる儲けとなるだけに、本田サイドが移籍に合意すれば放出を容認する姿勢を見せているという。記事では「ボールは本田にパスされた。後は、彼がどうしたいのかを決める時だ」とし、去就の判断が選手自身に委ねられたとしている。

 一度は本田サイドの拒否によって完全に消滅したかに思われたプレミア行きだが、移籍市場が閉まるまで約1週間というタイミングでの再オファーにより再燃している。その間、本田はリーグ開幕戦となった21日のトリノ戦を90分間ベンチで過ごしており、チーム内での苦しい立場が明らかになっている。

開幕2連敗で今季もプレミア残留争い必至

 もっともプレミア初挑戦を決意し、サンダーランドのユニホームに袖を通したとしても、明るい未来が待っているとは限らない。昨季途中からチームを率い、17位と瀬戸際でプレミア残留に導いたサム・アラダイス前監督が、7月22日にイングランド代表監督就任のため退任。激震に見舞われるなかで、チームはかつてエバートンを躍進させ、日本代表MF香川真司が在籍した当時のマンチェスター・ユナイテッドでは1年持たずに解任されたデイビッド・モイーズ新監督を招聘したが、チーム作りに時間をかけることができず、事態は良い方向に進んでいない。

 指揮官自身も21日のミドルスブラ戦で1-2と敗北を喫した後、英公共放送「BBC」でサポーターが2部降格への懸念を叫んでいることを質問されると、「そうだね。彼らは正しいかもしれない。過去4年間、毎年同じポジションにいる(過去4シーズンの成績は17位→14位→16位→17位)。なぜ、突然変わることができるんだ」と、チームが危機的状況にあることをあっさりと認めていた。

 ミランでは栄光の背番号10を託されながら、3-2で勝利したトリノとの開幕戦ではスタメン落ちとなり、90分間出番なしという屈辱を味わった本田。かつてのブランド力を失い、中国資本となった名門に留まり、ベンチ要員となっている現状打破を目指すのか。それとも、セリエAよりもハイレベルなプレミアリーグに挑戦し、新天地サンダーランドで残留争いの死闘に身を投じるのか。

 本田が残り1週間となった移籍市場でどのような判断を下すのか、注目が集まっている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/23(火) 15:45

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