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閲覧9億PV突破!ネットで大人気のサスペンス漫画『リセット・ゲーム』

ダ・ヴィンチニュース 8/23(火) 11:00配信

 謎に包まれた状況下で目を覚ますふたりの男女。自分たちがなぜこんな場所にいるのかわからない。けれど得体の知れない危険が迫っていることだけはわかる……。まるで『CUBE』や『SAW』といったソリッド・シチュエーション・ホラーを想起させる展開が胸を熱くさせるマンガ『リセット・ゲーム』(吉開かんじ/徳間書店)の第3巻が、8月23日(火)に発売された。連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」で連載中の本作、ネットでは、「面白いなこれ!!!!!!!!!!!!!」「どんどん面白くなっていくやーん♪」「めっちゃ続きが気になりすぎる!!!」といった声があがっている。

 第1巻、そして第2巻で描かれたのは、主人公・聖一と幼なじみ・奈那子をはじめとする、登場人物たちの動揺と、物語のはじまり。キューブ状の物質で構築された謎の一室に閉じ込められ、次第にパニックに陥る彼ら。そこに現れるのが、暴君的に振る舞う“アフロ”や、臆病者の“メガネ”など、個性的なキャラクターたちだ。彼らもまた、被害者である。

 また上述の4人が次第に理解を深め、協力しながら謎を解いていく一方で、同じ状況下に置かれた川辺と謎の女性2人との物語も同時並行で描かれる。しかしこちら側は、終始殺伐とした雰囲気。協力し合う様子もなく、疑心暗鬼に呑まれ、解決の糸口を見つけることができない。

 そんな第1巻、第2巻を踏まえ、第3巻では物語が大きく動き出す。カギとなるのは、“裏切り者”の存在だ。ソリッド・シチュエーション・ホラーを盛り上げるうえで欠かせない裏切り者が、聖一側、そして川辺側で明らかとなる。ただし、異なるのは悪意の差。聖一側の裏切り者は、どうやら止むに止まれぬ事情を抱えているよう。そして川辺側のそれは、明確な目的と悪意に満ちている。果たして、両者の狙いはいったいなんなのか――。

 この敵の存在に加え、ソリッド・シチュエーション・ホラーに重要なのは“絶望感”だろう。その点で言うと、協力し合い、危機的状況を乗り越え始めた第2巻までとは異なり、第3巻では登場人物たちが一気に絶望のどん底へと突き落とされる。その一端を担っているのが、「キーパー」と呼ばれる建物の番人だ。部屋を構築するキューブ状の物質でできた謎の覆面を被り、その正体は明らかにされない。あるいは、人間なのかどうかすらわからない。ただ明確なのは、殺意をもって近づいているということ。そんなキーパーにより、バラバラになってしまう聖一たち。彼らは無事合流して、建物から脱出できるのだろうか……。

 第3巻からは表紙のデザインにも趣向が凝らされている。物語の舞台を象徴する「キューブ状の物質」がイメージされており、表紙をめくる前から読み手をワクワクさせることだろう。

 映画好きもマンガ好きも夢中になること請け合いの『リセット・ゲーム』。この機会に、ぜひ手に取ってみてほしい。

文=五十嵐 大

最終更新:8/23(火) 11:00

ダ・ヴィンチニュース

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