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「持ちたい感情/避けたい感情」のためにいくら払える? 最も価値がある感情とは

Forbes JAPAN 8/23(火) 17:00配信

つかの間の穏やかさや静けさのために、いくらなら払ってもいいだろうか──自分の仕事と4歳になったばかり娘の世話でいつにも増して忙しかった数日前、そんなことを考えてみた。現代の私たちは誰もが、非常に大きな仕事と生活のプレッシャーの下で生きている。私たちは、「多忙依存症」の文化をつくっているのだ。



仕事で恥をかかないために、あるいは仕事で子どもの習い事の発表会に行かれなくても罪悪感を持たずにいられるために、あなたはいくらなら払ってもいいと思うだろうか。一時間の静けさは、あなたにとってはどのくらいの価値があるのだろうか?

英国と香港では以前、前向きな気持ちを保ち、否定的な感情を避けることの価値に関するいくつかの調査が行われた。

幸福感・幸福度研究に関する専門誌「ジャーナル・オブ・ハピネス・スタディーズ」に掲載された調査結果によると、研究者らは調査対象者に「持ちたい感情」と「避けたい感情」を挙げてもらい、それらを一時間保つために支払ってもよいと思う金額を尋ねた。その後、回答に基づき、さまざまな感情が持つ価値のランキングを作成した。

質問では、以下の文章に当てはまる言葉を選び、さらにそれを得るために支払う用意がある金額を示してもらった。

「生活の中で、特に_____な気持ちになるときのことを考えてみて下さい。一時間にわたってその気持ちを持ち続けるために(あるいは持たずにいるために)、いくらなら支払ってもいいと思いますか?」

香港での調査からは、主に以下のような回答が得られた。

・ 「穏やかさ」を感じるために、44.30ドル(約4,440円)
・ 「幸福」を感じるために、79.07ドル(約7,930円)
・ 「寂しさ」を感じないために、92.81ドル(約9,310円)
・ 「恥ずかしさ」を感じないために、99.82ドル(約1万円)
・ 「後悔」を感じないために、106.27ドル(約1万660円)
・ 「愛情」を感じるために、113.56ドル(約1万1,390円)

結局のところ、多くの人が最も持ちたいと願うのは、愛情を感じる時間ということのようだ。

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最終更新:8/23(火) 17:00

Forbes JAPAN

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