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市場変更銘柄を探す、とっておきの方法はコレだ

会社四季報オンライン 8/23(火) 20:31配信

 日銀のETF買いの有無を想像しながら、東京時間は指数(特に日経平均株価)が動いている感じの強い今日このごろ。それだけ、年間6兆円という買い越し要因は無視できない存在ということなのだろう。ただ、前回も取り上げたように買い付け額の配分に関しては到底、肯定できるものではない。

 あらためて触れると、1回当たりの買い付け額に占めるETF種類別の買い付け比率(8月実績)は日経平均型が53.4%、東証株価指数(TOPIX)型が42.0%、JPX日経インデックス400型が4.6%。日経平均採用の225銘柄(特に構成ウエートの高い銘柄)が優遇されるのは誰が見ても明らかだ。

 対象がこの3指数に限られているため、東証2部、ジャスダック、東証マザーズに上場する銘柄(以下、非東証1部銘柄)の受ける恩恵はほぼゼロである。「ほぼゼロ」と表現したのは、雀の涙ほどであるが、非東証1部銘柄にも買いインパクトはあるからだ。

 1回当たりの買い付け額に占めるJPX日経400型の比率は4.6%(707億円のうち32億円)にすぎないが、構成400銘柄の中に非東証1部銘柄が6つだけ含まれている。東証2部の日本精機 <7287> 、ジャスダックのセリア <2782> 、USEN <4842> 、ニューフレア <6256> 、ユニバーサルエンターテインメント <6425> 、マザーズのミクシィ <2121> 。この6銘柄にかぎり、ほんのわずかだが恩恵は発生している。

 こうなると、非東証1部銘柄がとるべき有効な株価政策は「東証1部銘柄になること」ではないかと思えてくるわけだ。東証1部市場に上場した翌月末からTOPIXに採用されることで、確実に日銀ETF買いの恩恵を享受できるようになる。日銀が打ち止めを発表するまでの期間限定だが、きっと相当先なのだろうから……。

 もちろん、東証1部の指定替えを発表すれば、TOPIX連動を目指すTOPIX型ETFだけでなく、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を含めたパッシブファンドのリバランス需要が発生する。どうあってもポジティブなニュースだろう。

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最終更新:8/25(木) 13:21

会社四季報オンライン

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