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国民年金は満額払うべき? 受給額を増やす裏ワザ公開!

マネーポストWEB 8/24(水) 7:00配信

 節約やお得な裏ワザが大好きなマネーライター・大上ミカが、知らなきゃ損するマネーの裏ワザを体当たり取材する!

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 私たちが納めている国民年金保険料は、毎月1万6260円。これを40年間コツコツ払い続ければ、将来“老齢基礎年金”が78万円ほど(平成28年度の場合、年間で)受け取れるわけだけど、これってあくまで“満額”を支払った場合。保険料に未納があると減額される、って知っていましたか?

 な・の・に、わが妹だけじゃなく、年金を払い忘れている人や自分の年金支払い状況についてあまりよくわかっていない人って多いみたい。

 だって、最近の年金納付率を調べてみたら6割程度(※厚生労働省調べ。平成27年4月分~平成28年1月分[現年度分]の納付率は61.2%)だったの。半数近くが払ってないって、ちょっとびっくりじゃありません!?

「うちは夫が会社員だから、厚生年金が天引きされていて、未納したくてもできないわ~」とおっしゃるあなたも安心するなかれ。

 たしかに会社員やその妻は、厚生年金保険料を払うことで自動的に国民年金を納めたことになりますが、学生時代、「年金なんて払うのムリ!」なんて、滞納していませんでした? 昔のことだからって忘れたままにしていたら、後で大変なことになるみたいですよ~。

 その辺の詳しい事情を、社会保険労務士の和田雅彦さん(以下、「」内同)に、聞いてきました!

◆国民年金ほどお得な保険はない 追納してでも満額払うべき!

「老齢基礎年金を満額で受け取れるのは、20~60才までの40年間、合計480か月分の保険料を納めた人だけ。未納や免除期間があると減額され、老後の収入が減ります。さらに、加入期間が合計で25年未満だと受給資格がなく、年金は0になってしまいます」

 1か月足りないだけでもアウト。1円も出ないんですって。厳し~!!

 加入期間は、日本年金機構から毎年誕生月に送られてくる“ねんきん定期便”か“ねんきんネット”(登録が必要)、年金事務所で確認できます。

 じゃあ、加入期間が25年に満たない場合はどうしたらいい? あきらめるしかないとしたら、払った分は損しちゃうじゃない!?

「ご安心を。近い将来、最低加入期間が10年に短縮される予定です」

 おお! 10年なら妹もセーフ♪ でも、どうせ払っているんだったら、やっぱ満額もらいたいよね。今からでもなんとかできないのかしら。

「滞納分を後から支払う後納制度があります。ただし、これができるのは、過去5年間(平成30年9月まで)。それを過ぎると、納めたくても納められません」

 ガーン。もう手遅れだわ…。

「ただし、経済的に厳しいなどの理由で免除や猶予申請をしている場合、10年以内は追納が可能。その期間は加入期間にカウントされますから、年金を払えない時は、滞納するのではなく、ぜひ、申請をしておきましょう」

 妹は、申請をしてなかったはず…。でもまぁ、仮に追納できたとしても、保険料をまとめて払うとなると相当な額よね。ぶっちゃけ、それでも払うメリットってあるの?

「あります(きっぱり)! 40年間の総払込額は現在の保険料で換算しても約780万円。仮に85才まで20年間年金を受け取ると、約1560万円となり、ほぼ倍額で、民間の個人年金保険ではとても実現できないといわれるほど“お得”なんです。さらに保険料は、所得から全額控除されるので、節税効果も大きい。もう一度言います! 国民年金って、かなりお得な制度なんですよ」

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最終更新:8/24(水) 7:00

マネーポストWEB

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