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清武も1ゴール。開幕節で41点が生まれたリーガ。ネイマール不在も、バルサの圧倒的な破壊力

フットボールチャンネル 8/24(水) 10:40配信

 開幕節から数多くのゴールが生まれたリーガエスパニョーラ。昨シーズンの王者、バルセロナはリオ五輪に出場しているネイマールを欠きながらも、圧倒的な攻撃力を示し、6得点を奪い大勝した。日本代表の清武弘嗣も第1節からゴールを奪い勝利に貢献。今季もスペインではハイレベルな戦いが繰り広げられている。(文:山本美智子【バルセロナ】)

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開幕節のゴール数は昨シーズンの3倍以上

 リオデジャネイロの五輪が閉幕し、並んでリーガエスパニョーラが開幕した。今年も金曜日から月曜日まで4日間かけて、毎週リーグ戦が行なわれることになる。

 まだリーグがスタートして90分間しか経過していないが、開幕節の4日間でネットが揺らされた数は41。昨季の第一節のゴール総数が12だったことを思えば、その数は3倍以上だ。

 第一節、最もゴール数が多かったのが、FCバルセロナ対レアル・ベティス戦(6-2)とセビージャFC対エスパニョール(6-4)の2試合だった。

 周知の通り、リオデジャネイロの五輪サッカーは、ブラジル代表が優勝、金メダルを獲得したわけだが、その代表キャプテン、ネイマールJrが抜けた穴を、FCバルセロナではアルダ・トゥランが埋めている。

 アルダは、アトレティコにいた時のような実力が出せず、バルサのシステム―――メッシを最大限に生かすことが攻撃の鍵となる―――に、適応できないのでは、との声があがっていた。その疑問が一掃されたわけではないにしろ、先週のスーパー杯、リーグ開幕戦での先制点を奪うなど、2試合で3得点を決める好調ぶりを発揮している。

 今年、自らの夏休みを切り上げて予定より早くプレシーズンに参加したレオ・メッシも、既に最高のコンディションを見せている。今年も開幕戦で2得点を決め、これで5シーズン連続でリーグ初節に2ゴールマークするという、メッシならではの記録を更新。

いきなりエンジン全開のメッシとスアレス

 ゴールもさることながら、スピード感のあるプレー、勝利への野心、シンプルかつ華麗なパスさばきなど、メッシのモチベーションあふれるプレーに観客は酔わされ、いやおうなく引き込まれてしまう。メッシがボールを持つと、何かが起きそうだという予感が周囲に伝染し、アドレナリンが溢れ出る。

「ゴールを決めたから」、「勝っているから」という妥協がなく、常にどん欲にゴールを目指す姿勢に、メッシの非凡さを改めて感じさせられたゲームだった。一方、そんなメッシと今季も最高のコンビネーションを誇り、この試合でハットトリックを決めたルイス・スアレスは、昨季のリーグ戦から6節連続でゴールをマーク。その6試合でのゴール数はなんと18だ。1試合平均3ゴールという驚異的な数字を叩き出し、今年もゴールデンシューは健在だと改めてピッチで証明した形だ。

 トリデンテ―――バルサのアタッカー3人組―――の一人、ネイマールJrは、9月初旬に行なわれる代表戦でプレーした後、FCバルセロナの練習に戻ってくることが発表された。だが、ブラジル代表キャプテンすらも、帰ってきてからポジション争いを余儀なくされるかもしれないというほどに、バルサは充実した攻撃のラインナップを誇る。

 それでもルイス・エンリケは、センターフォワードをもう一人手にすべく、夏の市場が閉まるまで交渉を続ける予定だ。

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最終更新:8/24(水) 10:49

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