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男女の賃金格差、ほぼない職種も 米調査結果

Forbes JAPAN 8/24(水) 16:00配信

米国で男女の賃金格差が非常に大きいことはよく知られている。格差は間違いなく存在しており、この問題に対応しているという企業・組織は個々に、それぞれの方法で対応を進めている。ただ、その改善は耐えがたいほどに遅々としたペースで進んでいるにすぎない。



情報源は多数あり、そうした差額を正確に知ることは難しい。ただし、2014年に行われた国勢調査の結果に基づくデータによると、男性が1ドル稼ぐときに、女性は79セントの収入を得ている計算となることが分かっている。

賃金の男女差が最も小さいのは、どの業種なのだろうか?テキサス州を拠点とする情報サービス会社、ヘッドライト・データは今月、最新(同年)の国勢調査に基づくデータを基に全ての業種の給与について調べた結果をまとめ、作成した報告書を公表した。それによると、2014年の年収の中央値は、女性が2万8,267ドル(約283万円)、男性が4万159ドル(約402万円)だった。

そのうち、男女差が最も小さかったのは事務・業務補助。年収の中央値は男性が3万301ドル(約303万円)だったのに対し、女性は同2万8,462ドル(約285万円)だった。

次いで差が小さかったのは社会・地域社会福祉に携わる業務で、男性が4万502ドル(約405万円)、女性が3万7,361ドル(約374万円)だった。

3番目は年収の中央値が男性で2万5,415ドル(約254万円)、女性で2万2,079(約221万円)の医療関連の補助的業務だった。

以下、男女の年収の差が少ない業種(業務)の1位から10位までを紹介する(数字はいずれも中央値)。

1. 事務・業務補助
男性:3万301ドル
女性:2万8,462ドル

2. 社会・地域社会福祉
男性:4万502ドル
女性:3万7,361ドル

3. 医療関連(補助的業務)
男性:2万5,415ドル
女性:2万2,079ドル

4. 調理・食品サービス
男性:1万5,609ドル
女性:1万2,028ドル

5. 機器据付・整備・メンテナンス
男性:4万934ドル
女性:3万6,434ドル

6. 個人的介護・世話
男性:1万9,400ドル
女性:1万4,684ドル

7. 輸送
男性:2万3,809ドル
女性:1万8,101ドル

8. 建設・引抜工事
男性:3万2,517ドル
女性:2万6,352ドル

9. 施設清掃メンテナンス
男性:2万1,839ドル
女性:1万4,628ドル

10. 医療技術者
男性:4万1,671ドル
女性:3万4,074ドル

Karsten Strauss

最終更新:8/24(水) 16:00

Forbes JAPAN

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