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「秋の彼岸底」で逆行高しやすかった14銘柄とは? 

会社四季報オンライン 8/24(水) 21:36配信

 あっという間にお盆も終わり、夏も終盤ですね。もうすぐ、9月が始まります。9月の相場は「彼岸底」とも呼ばれるように、下落しやすいことで知られています。よって、9月相場で利益を出すためには、銘柄選びを慎重に行う必要があるでしょう。

 しかし、だからと言って利益のチャンスがないわけではありません。9月と言えば、3月決算や9月決算の銘柄で、月末に株主優待や配当金の権利確定があります。したがって、一部の銘柄は上昇が期待できるかもしれません。

■ 9月初めに株を買い、権利確定直前まで保有すると? 

 そこで今回は、9月から上昇しやすい銘柄を探すことにしました。

 まずは、9月相場で株を買った場合の過去の統計データを調べてみましょう。今回は、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックに上場する全銘柄を対象に、9月初めから権利確定直前まで株を保有したときの動向を分析してみることとしました。

 ■9月初めから権利確定直前における個別銘柄の動向分析
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(分析対象)
・東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズに上場する全銘柄

 (株を買うタイミング)
・9月の第1営業日である
 →上記を満たしたら、当日の寄り付きで株を購入する

 (株を売るタイミング)
・株を購入した日を含め、15営業日株を保有する
 →上記を満たしたら、翌日の寄り付きで株を売却する
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 以上が、9月中の個別銘柄の動向を調べた方法です。この方法で投資したときに、利益を出していれば、9月初めから権利確定直前の期間は、相場が上がりやすいと言えるでしょう。もし、その逆となれば、相場が下がりやすいと言えるでしょう。

 前ページの投資法について、2000年1月初めから15年末までの株価データを使って、詳しく調べてみましょう。検証結果は、以下のとおりです。

 ■9月初めから権利確定直前における個別銘柄の動向
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検証期間:00年1月1日から15年12月31日まで
総サンプル数:51066回
勝率:42.46%
平均損益率:-0.97%
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 検証結果を確認すると、9月初めに株を買って、9月末まで株を保有すると、勝率が50%を下回り、平均損益率は約-1%となりました。この結果を確認すると、 9月初めから権利確定直前の期間は、個別株が下がりやすいと言えるでしょう。

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最終更新:8/25(木) 13:31

会社四季報オンライン