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”美しすぎる腐女子”を好演! 内田理央インタビュー「どこか”闇”のある人にひかれます」

Smartザテレビジョン 8/25(木) 20:35配信

「仮面ライダードライブ」('14年テレビ朝日系)で本格的に女優デビューを果たした内田理央が、放送中のドラマ24「侠飯~おとこめし~」(毎週金曜夜0.12ほか テレビ東京ほか)で妄想好きな腐女子を好演中。

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その美貌を武器にグラビア、ファッションモデルとして活躍する一方、バラエティー番組などで時折みせるおっちょこちょいな姿にも注目が集まっている。そんな多面的な魅力を持つ彼女の素顔とは? 「オタク気質があります!」と公言する彼女に、女優業に開眼するまでの歩みを聞いてみた。

――これまでは主演映画「血まみれスケバンチェーンソー」の主人公・鋸村ギーコなどアクティブな役が多かったわけですが、「侠飯」の結城春菜はかなり路線が違うキャラクターですね。

内田:春菜は素の自分にかなり近い役です。BL好きな腐女子という設定なので一見かなり変わり者のようですけど、マンガやアニメが大好きでオタク気質がある私としては共感できます(笑)。男子グループの中にいる唯一の女子という点もやりやすいですね。私、小さい頃から男子と一緒に遊ぶことが多かったんですよ。

――過去の作品に比べて撮影現場自体の自由度もかなり高いのだとか?

内田:そうなんですよ。「仮面ライダードライブ」だけではないんですけど、今まではセリフ回しなどがキッチリしている役が多かったので、“決まったお芝居”をしてきました。今回演じている春菜は妄想好きという個性はありますけど、あくまで一般的な女子大生ですからそんなにカッチリしていません。若水良太を演じる(柄本)時生くんをはじめ、各出演者が面白いアイディアを出し合っているような現場です。同世代の俳優さんがどんどんアイディアを出してアドリブを入れていて、監督に「それは無しだよ!」って言われるぐらいまでやっている姿を見ると刺激を受けますね。「私は真面目にやり過ぎてるなぁ…」って思っちゃいます。

――ご自身が「真面目だ」ということには、何話目の撮影で気付いたのでしょうか?

内田:撮影初日からですね。と言いますか、実はこの作品以前からそういう自覚はありました。私、普段はポンコツなのに仕事になると「周りの皆さんに迷惑をかけちゃいけない」という思いが強くて、すごくいい子になっちゃうんですよ。その結果、自分らしさも面白味もなくなっちゃって…。でも、この「侠飯」の現場では、自分の殻を破るヒントをつかめた気がしています。私にとって、「真面目な自分の殻を破る」というのは女優としての課題のひとつなんです。

――もともと真面目な性格だったんでしょうか?

内田:そうなのかもしれませんね。もちろん大人になって、この世界に入って仕事をするようになって変わった部分はありますけど、基本的には小さい時のままかなぁと。家に写真が残っているんですけど、1歳の時に家族と一緒に夏祭りに行ったんです。その時に買ってもらった犬のぬいぐるみ…「ベルちゃん」って呼んでるんですけど、24歳になった今でも一緒に寝ているんです。そういう面でも変わってませんね(笑)。

――なかなかすごいお話ですね。ほかにも小さい頃のエピソードがあったら教えてください。

内田:5歳の七五三の時のことを覚えています。自分で「ピンク色の着物が着たい!」って選んで、おばあちゃんに買ってもらったんです。すごく気に入ったんですけど、帯がなぜか黄緑色で…。あれは嫌でしたね。そんな風に、ちょっと抜けている部分は小さい頃からあるみたいです。小学校の運動会では、かけっこでいつも転んだりしてましたから(笑)。運動はもともと苦手なんですけど、中学生になったら一気に手足が伸びて、走るのが速くなっちゃったんです。その結果、まさかのリレーの選手に(苦笑)。走るよりは吹奏楽部でトランペットを吹いているほうが楽しかったですね。

――そんな幼少期を過ごした内田さんが、女優を目指したきっかけは?

内田:この世界に入ったのは高校卒業の直後です。大学への進学は決まっていたものの、将来何をすればいいのかな?って迷っていいた時期にスカウトされました。人前に出るのが苦手だったので、逆に挑戦してみようと思ったんです。いきなりテレビの仕事(「アイドルの穴 日テレジェニックを探せ!」)をいただけたので、何も考えず目の前の仕事をこなしていました。当時は、私が演技をするなんて無理!って思い込んでいました。でも、そう思うからこそ、常に女優という仕事が気になってもいたんです。それで、「仮面ライダー」のオーディションに挑戦してみました。実は一度目に受けたオーディションでは不合格になってしまったんです。

――二度目を受けるためには相当な勇気が必要だったのでは?

内田:一度目の失敗で心が折れなかったのは、子供のころから特撮系のヒーローが好きだったからでしょうね。その気持ちは出演者になってからも変わりませんでした。子供たちが憧れのまなざしで観る作品だから、普段の生活も含めて「陰な雰囲気を封印しよう!」「みんなから憧れるぐらい陽気な人になろう!」と決心したんです。SNSの発言なんかも意識して変えたり、積極的に外に出かけるようにもなりました。そんな風に振る舞ってみたら意外に楽しくて(笑)。「仮面ライダードライブ」をきっかけに内面的にポジティブに変身できたことは大きかったですね。あと、1年間も撮影が続いた作品なので、演技について学んだこともたくさんあります。ものすごく怒られたりしましたけど、その経験があるのでどこで何を言われても負けないぞ!って根性がついたと思います。「仮面ライダー」はいろんな意味でやっぱりヒーローでした。

――特撮ヒーローのほかに「ジョジョの奇妙な冒険」もお好きということですが、お気に入りのキャラクターは?

内田:第4部に登場する岸辺露伴(マンガ家。リアリティーをとことん追求し、良い作品を描くためにはあらゆる犠牲をいとわないストイックなキャラクター)が大好きです!

――なるほど。「誰もが憧れる明るいヒーロー」とは真逆な印象のキャラクターですね。

内田:たしかに(笑)。どこかしら闇のある人に惹かれるんですよ~。実際に好きになる男性のタイプは、明るくて私を外に出してくれるような人が好きなんですけどね。岸辺露伴は闇というか、切なさが見え隠れして好きなんです。第5部に登場するナランチャも好きですね。ちなみに、「仮面ライダー」で不合格になった時は、オーディションの会場で“ジョジョ立ち”を披露しました。…あれが失敗だったということはないと思いますけど(笑)。

――お話をうかがっていると内向的だという言葉が信じられないぐらい明るい印象を受けます。バラエティー番組での活躍も期待しています!

内田:ありがとうございます。ただ、バラエティー番組の登場の場面で「モデルで女優の内田理央さんです!」という感じで紹介されちゃうと、やっぱりいい子ぶっちゃうんですよ(笑)。ちゃんとモデルらしくしなきゃ、女優らしく振る舞わなきゃって。女優としての課題と同じになりますけど、真面目になり過ぎちゃダメなんですよね。特にバラエティー番組の場合は、普段通りのポンコツぶりが発揮できたらなぁと思っています。

――ラジオでも活躍されていますが、テレビとは意識が違いますか?

内田:しゃべることは大好きです。ラジオはテレビよりもパーソナルな感じが出しやすいかなと。そう言えば、ラジオ(「アッパレやってまーす!」MBSラジオ)でご一緒させていただいているアンガールズの田中卓志さんが、「侠飯」に出演されるんです。しかも、私が演じる春菜がフィーチャーされる第6話(8/26金)に! この回は、酔っぱらった春菜と良太がちょっとドキドキするような展開になる、いつもの「侠飯」とはちょっと雰囲気が違ったエピソードです。田中さんは、良太が熟読する恋愛バイブルの著者で、“恋愛マスター”の役なんです(笑)。

――それは楽しみですね。酔っ払いを演じたということですが、ご自身はお酒には弱いほう?

内田:実は全然お酒が飲めないんですよ。特にビールは…あれはちょっと大人の味過ぎて飲めません…。「侠飯」では、毎回、生瀬勝久さんが食事をする前にまずビールを一口飲むシーンに惹かれる方が多いみたいなんですけど、その感覚がまだわかりません! 実際の飲み会の席などでも、「あぁ、コーラ飲みたいなぁ」って思っちゃってます(笑)。



●うちだ・りお=’91年9月27日生まれ。東京都出身。「アイドルの穴 日テレジェニックを探せ!」('10年日本テレビ系)で芸能活動をスタート。’14年に「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)で本格的に女優デビュー。映画「血まみれスケバンチェーンソー」(’16年)に主演。’15年10月よりファッション誌「MORE」(集英社)の専属モデルに。発売中のブライダルヘアメイク本「ハレの日のイガリ的ヘアメイク」(世界文化社)でカバーモデルを務めている。

取材・文=大小田真

最終更新:8/25(木) 21:54

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