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借金「6」DeNA、悪夢の8月脱出なるか。CS進出へ98年V戦士は「山崎康晃とロペスがカギ」

ベースボールチャンネル 8/25(木) 11:30配信

4番・筒香と無理な勝負をしなくていい状況が招いているもの

 気がつけば背後に迫った虎の影――。

 初のクライマックスシリーズ進出を狙う横浜DeNAベイスターズが正念場を迎えている。

 8月24日現在、3位のDeNAと4位の阪神タイガースとのゲーム差はわずか1.5。阪神は23日からの直接対決で連勝し、その差を一気に詰めることに成功した。DeNAにとって残り試合数は26。投打ともに低調な状況に陥っているが、この晩夏での粘りが重要になってくるのは明白だ。

 DeNAは昨年とは異なり交流戦で大崩れすることもなくオールスターが明けても約5割の勝率をキープしてきたが、ここにきてチームは著しく調子を崩している。

 8月のチーム成績は6勝12敗と、5カード連続で負け越しており、さらに8月のチーム防御率はリーグ5位の3.85、打率にいたってはリーグ最下位の.208と単純に数字だけを見てもこれでは勝つことが難しいのが実状だ。8月の成績がチームを物語るように借金は現在6に膨らんでいる。

「打ち勝たなければいけない試合、ピッチャーが抑えなければいけない試合、それぞれあると思うのですが、残り30試合を切った今、いかに失点を押さえるかが大切なので、やはりピッチャーの頑張りが必要だと思いますね」

 こう語るのは球団OBであり野球評論家の野村弘樹氏だ。現在、山口俊、石田健大、井納翔一、久保康友、今永昇太、ザック・ペトリックがローテーションをまわっているが、立ち上がりさえ気をつければ、QSが期待できる面々が揃っている。さらに須田幸太、田中健二朗、三上朋也といったリリーバーたちも、チームのためにしっかりと仕事をこなしている。

 となると、問題は当然打線にあると考えられるのだが。

「確かにそうなのですが、打線というのはどうしても波があるので、ある程度我慢しなくてはいけない部分もあると思うんです。ただ強いて言うのであればホセ・ロペスの不振が気になりますね」
 
 ロペスはここ7試合ノーヒットであり、8月の打率は1割台とまるで当たっていない。開幕当初、ロペスが不振を極めたことで打線がつながらずチーム状態が悪くなったことがあったが、結果的に3番から5番に打順を変更して復調したことで状況は上向きへと一変した。そう考えるとロペス復活は打線のカギになると言っていいだろう。

「今のロペスには怖さがなく、相手ピッチャーからしてみれば4番の筒香(嘉智)と無理に勝負しなくてもいいので、確実にチームの得点力は下がってしまっている」
 
 実際24日の試合、1回裏2アウト、ランナー二塁の場面で、筒香が敬遠気味のフォアボールで歩かされると、つづくロペスは三振を喫したわけだが、最近こういった場面がいやに目に付く。

「とはいえ、やはりいかにピッチャーが最少失点で抑えるかが勝負になる。23日の試合は井納が立ち上がり打たれましたが、4回以降はしっかりと抑えているわけですからね。経験上、とくにこの時期は、ピッチャーの出来がモノを言います」

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最終更新:8/25(木) 11:30

ベースボールチャンネル

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。