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エディーが残したメッセージ 日本ラグビーのさらなる躍進へ必要なこと

THE ANSWER 8/25(木) 21:25配信

3年後のW杯へ向けて、トップリーグで何をするべきか

 日本ラグビーの最高峰・ラグビートップリーグは8月26日に2016-17シーズンが開幕する。近年の日本ラグビー躍進のキーマンとなった存在と言えば、ラグビー日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏(現イングランド代表ヘッドコーチ)だが、日本ラグビーの発展、そして3年後に日本で開催されるW杯のために、あるメッセージを残している――。

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 日本は、リオデジャネイロ五輪の男子7人制ラグビーでは、予選リーグでニュージーランドを撃破。世界屈指の強豪相手にジャイアントキリングを演じてベスト4進出を果たし、昨年のラグビーW杯イングランド大会からの勢いを持続している。

 秩父宮ラグビー場で行われる開幕戦は、SH田中史朗、WTB山田章仁ら日本代表クラスを多く擁するパナソニックと、清宮克幸監督率いるヤマハ発動機が激突する。また、7人制ラグビー主将の桑水流裕策(コカ・コーラ)ら個々の選手にも注目が集まっている。

 エディー氏が日本ラグビーについて語っていたのは、6月29日に都内で行われた「アジアスポーツマネジメントセミナー アジアが世界で勝つためのビジョンと戦略」でのこと。昨年のW杯での戦いぶりやリーチ・マイケル(東芝)を主将に据えた経緯などを話したが、今後の強化・育成について問われると熱を帯びた口調で話した。

高いレベルでの激突を――「限界を作らないでほしい」

「チャンピオンになる選手にはプロになりたいというハングリー精神があります。しかし、日本の場合ではいい大学に入れたり、良い企業に入れれば、いい人生を歩める側面もあります。それは居心地のいい環境ということですが、その居心地のいい環境の中でもコーチ陣はハングリー精神を育まれなければなりません」

 エディー氏の代名詞といえば、日本代表時代に行った早朝からのハードトレーニング。「リーチ(・マイケル)から『試合がトレーニングセッションだった』と言われた」ほどの厳しい強度を選手たちに課したことは広く知られる話だ。

「難しいことは、居心地がいいままだけでなく、苦しいプレッシャーの中できちんとコーチングすることです。本番のタフな環境で心地よくプレーできることはベストですからね」

 本番でもまったく臆さないメンタルとスキルを磨き上げ、高いレベルでの激突を――。昨季、スーパーラグビーに参戦したサンウルブズ、そしてトップリーグで、選手は何をするべきなのか。3年後のW杯に向けて成功のポイントについて問われると、「リーダーとして限界を作らないでほしい」ともエディー氏は語っている。

 飛躍を続ける日本ラグビーがネクストレベルに到達するために、トップリーグでもエディー氏を驚かせるほどのワールドクラスのプレーを見せられるだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/25(木) 21:25

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