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カリーヌ・ロワトフェルドにとって、キム・カーダシアンが“アイコン”な理由

ハーパーズ バザー・オンライン 8/25(木) 16:14配信

ハーパーズ バザー2016年10月号(8月20日発売)に掲載の、カリーヌ・ロワトフェルドによる恒例のファッションストーリー“ICONS”。今年はカール・ラガーフェルドがフォトグラファーを務め、キム・ カーダシアン&カニエ・ウェストの話題のカップルが登場! ここではスティーヴン・ガンが行ったカリーヌ・ロワトフェルドへのスペシャルインタビューをお届け。

【写真21枚】キム・カーダシアンのファッションヒストリー

スティーブン・ガン(以下SG): カニエを表現するとしたら?
 
カリーヌ・ロワトフェルド(以下CR): 天才的にクレイジーね。音楽は素晴らしいし、たくさんのものをクリエイトしてきたわ。ファッションにも熱心。ファッション界でもスターになろうとして、とても苦労したけど、Yeezyのシーズン3でやっとビッグネームになれた。エライと思う。ファイターね。
 
SG: キムについてはどうですか? 彼女はアメリカでは何かと物議を醸している人物ですが、最もファッショナブルな女性とは思われていないですよね。でも、あなたは、彼女こそアイコンだと言う。
 
CR: 私はファッション業界の中ではちょっと怖いもの知らずで、不可能なことをするの。初めてCR Fashion Bookのカバーストーリーにキムを起用した時は、物議を醸したわ。リカルド・ティッシが紹介してくれたのだけれど、ひと目で彼女を好きになった。とても美しいし、いい人だし、フランス人の私からすれば、アメリカの政治的なことなんてわからないから。私はたぶんナイーブなんでしょうね。なんて美しい人なの、カールに紹介しなきゃ!と思っただけなのよ。でも、誰も彼女に着せる服を貸してくれないとわかった時に、彼女は問題ありと思われているんだと理解したわ。でも、リカルドのディレクションでキムがカールと出会ったことがきっかけで、その後、VOGUEの表紙にも起用された。それは、アメリカでは超有名人になるということよ。 
 
彼女のボディは、アメリカの一般的なモデルのそれとは違うし、実際、彼女にランウェイ用の服を着せるのは簡単じゃない。でも、私にとってそれは決して問題じゃないの。私は常に、モデルはサイズよりも顔やキャラクターで選んできた。カールも、彼女がこれまでとは違う新しいボディを作り上げたということでとても興味を持った。私は自分が痩せていて小柄だから、彼女みたいなボディと体型の人にエキサイトするのよ。彼女は自分に自信を持っていると思う。はじめは、服を着せるのがすごく難しい人かと思うけど、実際、彼女は何でも着れちゃうの。優れたモデルというのは、着せたい服が何でもフィットするものよ。 

それに、彼女は自信をくれるし、丁寧なところも好き。セットにいる人みんなに、「グッバイ」と「サンキュー」を必ず言うもの。とてもいい躾と教育を受けているわ。それは私にとってとても大事なことなの。

SG: カールもファッションアイコンだと思いますか? 彼はこのプロジェクトにとってとても大事な人物ですが。
 
CR: もちろんよ。カールは、ファッション界におけるロックスターみたいなもの。私とキムの最初の仕事はカールと一緒だったから、今回また一緒に撮影できて、キムも私にとってもエキサイティングだった。最初の撮影の時は、彼女1人目の女の子を妊娠中でね。“K”で始まる名前の3人、キム、ケイン、カールが揃ったから、私もCarineから、Karineに変えたいわ。だって、このチームの一員になりたいもの。

最終更新:8/25(木) 16:14

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