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代表引退を表明したアイルランド主将FW 最も記憶に残るゴールは「日韓W杯の茨城で決めた…」

Football ZONE web 8/25(木) 13:58配信

145試合67ゴールの功績を残したキーン

 ロサンゼルス・ギャラクシーのアイルランド代表FWロビー・キーンが、今月31日に行われる国際親善試合のオマーン戦で代表から引退する意向を表明した。英公共放送「BBC」が報じている。

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 36歳のキーンは2002年に加入したトットナムで頭角を現わし、点取り屋としてその名を馳せた。08年にはリバプールに移籍するも目立った活躍は披露できず、わずか半年ほどでトットナムへ復帰。その後はセルティック、ウェストハムと渡り歩き、11年にLAギャラクシーに活躍の場を移した。

 アイルランド代表には、1998年に同国史上最年少記録となる17歳でデビュー。EURO2016にも主将として参加。145試合出場で67ゴールという功績を残している。9月から始まるロシア・ワールドカップ(W杯)予選にも招集されていたが、オマーンとの親善試合を最後に代表から退くことを発表した。

「1998年に代表でデビューしてから18年間プレーしたこの時間は、僕にとって本当にワンダフルな旅だった。ダブリンで生まれ育ち、道端でボールを蹴っていた時、このような人生を歩むことになるとは想像すらできなかった。僕の狂気じみたファンタジーをはるかに凌駕したんだ」

 そして、キーンは自身の最も印象に残っているゴールは、2002年に開催された日韓W杯で決めたゴールであると振り返った。

世界最高の守護神から奪った同点弾

「一番記憶の中で際立っているゴールは、2002年W杯で日本の茨城でオリバー・カーン相手に決めたものだ。あの雰囲気、アドレナリン、ファンからの歓声……あの夜の出来事を、僕はこれからもずっと思い出すことになるだろう」

 キーンはグループステージ第2戦で同大会の準優勝国ドイツと対戦し、試合終了間際に劇的な同点弾を決めていた(1-1)。それは当時の世界最高の守護神で、大会MVPに輝いたオリバー・カーンから奪った貴重な一撃となり、チームをベスト16に導く原動力になった。

 アイルランド代表の指揮官を務めるマーティン・オニール監督は、「彼の得点記録は長らく破られることはないだろうし(67ゴールは同代表で歴代最多)、今後彼の不在を何度も痛感することになるだろう」と引退する主将への賛辞を惜しまなかった。たとえピッチからその姿を消そうとも、アイルランド国民の心の中には、これからも英雄キーンの姿が輝き続けることだろう。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/25(木) 14:08

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