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あの“ドS”兄弟が再び!! ドキドキ必至!? 吸血シーン満載の舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』ゲネプロレポート

おたぽる 8/25(木) 20:02配信

 24日、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて、舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』が幕を開けた。

 原作は、Rejetの人気オリジナルシチュエーションCD『DIABOLIK LOVERS(ディアボリックラヴァーズ)』。一人の少女と6人のヴァンパイアたちの過激な恋愛模様を描いた同作は、ゲーム・ラジオ・アニメとこれまで幅広くメディア展開され、昨年8月に舞台化、今作はその再演となる。

 前作に引き続き、太田ぐいや氏、なるせゆうせい氏というゴールデンコンビが脚本と演出を担当。さらに、キャストは逆巻アヤト役の山崎大輝、逆巻ライト役には井深克彦、逆巻シュウ役は安里勇哉、逆巻レイジ役は高崎俊吾、逆巻スバル役は土井一海、小森ユイ役は高宗歩未と、初演のメンバーが役を続投。また、逆巻カナト役には、『ミュージカル「テニスの王子様」』3rdシーズン・不二裕太役で人気を博した大原海輝が、リヒター役には『私のホストちゃん』シリーズの早乙女蓮役でおなじみの塩川渉、コーデリア役には加藤千尋を新たに迎え、新たなシーンや楽曲も加わり、パワーアップした、舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』。

 本稿では、初日を前に行われた公開ゲネプロの様子をレポートする。

※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■個性豊かな登場キャラクターたち

 高宗がキュートに演じるのは、純粋でちょっと内気な主人公・小森ユイ。父の転勤により、「逆巻家」に居候することになった彼女。そこに待ち受けていたのは、強大な力を持つヴァンパイア・逆巻透吾を父に持つ、ドSな六人兄弟だった。

“俺様系”ドSな三男のアヤトを演じる山崎は、囲み取材で、「再演が決まったときは、初演のときに正直やり残したなということがあったので、今回はやり残したことがないように終えたいなと思います」と意気込みを語り、自身の役柄についても「常に自分が一番ではなくていけないないというちょっとした闇を持っていて。その中でもユイちゃんにたいしては特別独占欲が強くて。なぜ“俺様”なのか、小さな心の動きを大切に演じていきたいです」と、母・コーデリアに逆巻家の当主になるよう厳しく育てられたアヤトに対する想いを語った。

 いつもくまのぬいぐるみ「テディ」を抱えた“ヤンデレ系”ドSの四男、カナトは、新キャストの大原が表情豊かに演じる。自身は感情を表に出すほうではなく、喜怒哀楽の激しい役柄にプレッシャーを感じたと語ったが、「普段からカナトだったらどう考えるのかなと意識して生活しているうちに、カナトになれたのでは」と、自信をのぞかせた。怒ったり泣き叫んだり、大声になるシーンが多いカナトだけに、「ステージ裏では貧血になりそうになる」というエピソードも。また、兄弟の中でも一番多いという“吸血シーン”の変化や、心情の変化、テディとの関係性の変化にも注目だ。

「過激なシーンが多いので、自分にしかできない色っぽさを出して、お客様にそこを見ていただけたら」と語るのは、“粘着系”ドS・五男のライトを演じる井深。その吸血シーンには、思わずドキッとさせられるだろう。円形劇場での公演に、「360度見られるという意識の中でお芝居をしなければいいけないので、普段とはちょっと違った見せ方だったり、どうやってキャラを演じるかというところを苦労しながら稽古してきました」と苦労もあったようだが、「一公演一公演を大切にして、お客様に楽しんでいただいて、何より僕たちキャストスタッフも楽しみながら作品を届けられたらと思います」と抱負を語った。

 アヤト・カナト・ライトの三つ子に対し、「面倒くさい」が口癖の“無気力系”ドSの長男・シュウと“慇懃無礼系”ドS・次男のレイジの2人は同母兄弟。シュウを演じる安里は、「今回は、前回なかったレイジに対して殺意をむき出すというシーンが加わりました。基本的に何の感情も表に出さないシュウなんですが、ふとしたときのちょっとした殺意だったり、そういう場面も見てもらえたら」と語り、レイジ役の高崎も、「普段かなりクールで、兄弟の中でもまとめ役になっているところがありますが、シュウに対する憎悪が前回よりもさらに増しているので、より人間らしさを見せられたら」と、母親の愛情を巡り深い確執があるこの2人の関係性も、見所の一つだといえるだろう。

 実兄弟のいる5人に対し、事実上一人っ子で、一匹狼な“暴愛系”ドS・末っ子のスバル。ユイに逆巻家から立ち去るように命じたり、母からもらった大切な銀のナイフを渡したりと、乱暴に見えて心優しい一面も。土井は「優しさを伝えることができない、不器用なところがあって。スバルも人間らしいところが普段の僕に近いものを感じています。普段の僕を知っている人は、そのあたりも見比べていただけたら嬉しいです」と、スバルの魅力を語りつつ、ファンにアピールした。

 カナト役の大原とともに新キャストとなるのが、六兄弟の叔父にあたり、物語の鍵を握るリヒター演じる塩川と、アヤトら三つ子の母・コーデリア役の加藤。「初演を経てカンパニーとしての軸ができたところに新キャストを迎えたことによって、さらに軸が太くなったと思う。楽しく和気藹々とやらせてもらってます」と高崎が語るように、カンパニーとしての仲もいいようだ。さらには、「加藤がキャストみんなにドラマCDを貸してくれた」と作品愛をうかがわせるエピソードも飛び出した。

■“近すぎる”円形ステージに、アフターイベントも

 ライト役の井深のコメントにもあったが、今回の特徴とも言えるのが、円形のステージ。360度広がる客席はさまざまな角度から役者たちの演技を楽しむことができ、通路を使った演出はより近くで役者の演技を体感できるため、観客は物語にぐっと引き込まれていくだろう。オープニングで兄弟たちが歌って踊るアニメ第1期の主題歌でもおなじみの「Mr.SADISTIC NIGHT」やエンディングの「銀の薔薇」は圧巻だ。キャスト全員が始めての経験だという円形劇場での公演。シュウ役の安里は、「見るところによって表情が違ったりとか、見えなかったりとか、何度でも楽しめるものになっていると思いますし、いろんな角度から楽しんでもらいたいなと思います」と、円形劇場ならではの楽しみ方をアピールした。

 さらに、終演後にはさまざまなアフターイベントが開催。観客が自身の携帯電話やスマートフォンでステージ上の逆巻兄弟を撮影できる「逆巻兄弟・特別撮影会」や、メインキャストが観客に再演の感謝の思いを伝えてくれる「ハイタッチ会」、作中でおなじみの逆巻兄弟の晩餐会シーンをキャストを入れ替えて再現する「シャッフル晩餐会」が、千秋楽以外の各公演日替わりで実施される。舞台本編以外にも作品の今作の世界観を味わえるのが、今作の楽しみのひとつだろう。

 ドSなヴァンパイアたちに“吸愛”され、思わずドキっとするようなシーン満載の『ディアステ』。あなたもこの世界を味わってはみては。


舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』

■公演期間 2016年8月24日(水)~28日(日)[全9公演]  
■劇場 クラブeX
■料金 アリーナ席(非売品グッズ付き)8,600円/1Fボックス席 6,800円
2Fバルコニ―席 5,800円

■原作 オトメイト(アイディアファクトリー・Rejet)
■原作協力 DIABOLIK LOVERS PROJECT
■脚本 太田ぐいや
■演出 なるせゆうせい

■出演:逆巻アヤト役/山崎大輝 逆巻カナト役/大原海輝 逆巻ライト役/井深克彦 逆巻シュウ役/安里勇哉(TOKYO流星群) 逆巻レイジ役/高崎俊吾 逆巻スバル役/土井一海 小森ユイ役/高宗歩未 リヒター役/塩川渉 コーデリア役/加藤千尋 ほか

■公式サイト  http://stage-dialover.com/
■公式twitter @stage_dl

(C)Rejet・IDEA FACTORY/DIABOLIK LOVERS MB PROJECT
(C)舞台「DIABOLIK LOVERS」製作委員会

最終更新:8/25(木) 20:02

おたぽる

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