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サッカーにも波及するリレーの快挙 ハリル監督「組織でなら日本は勝てる」

THE ANSWER 8/26(金) 15:49配信

リレーの五輪銀メダルが与えた衝撃

 9月に開幕するサッカーロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選の第1戦UAE戦(9月1日・埼玉)、第2戦タイ戦(同6日・タイ、バンコク)に臨む日本代表メンバー24人が発表された。25日に都内で会見に臨んだバヒド・ハリルホジッチ監督はリオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した日本チームに刺激を受けたことを明らかにした。

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 華麗なバトンパスで世界2位となったリレー陣の連係は、サッカー日本代表にとっても最高の手本となったようだ。この日、ハリルホジッチ監督はDF長友佑都(インテル)やMF香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(セビージャ)、FW本田圭佑(ACミラン)らお馴染みのメンバーに加えて、MF大島僚太(川崎)やFW浅野拓磨(アーセナル)といったリオ五輪出場メンバーも招集。そのメンバー発表の席で、日本の組織力に大きな自信を見せた。

「オリンピックを見てください。日本の全部のスポーツを見れば、かなりいいメダル数ですね。日本はスポーツのレベルが高いのです」

 史上最多41個のメダルを獲得した日本の選手たちをそう誇ると、日本列島に衝撃と歓喜をもたらしたあの銀メダルに言及。「4×100メートルリレーで日本の選手がアメリカを破りました。アメリカは一人なら速いが、リレーになれば日本の方が速かった。彼らにもアメリカに勝つ自信があった。それをA代表に植え付けたい」と語った。

「最初に自分をリスペクトして、相手をリスペクトする」―

 山縣亮太(セイコーホールディングス)、飯塚翔太(ミズノ)、桐生祥秀(東洋大)、ケンブリッジ飛鳥(ドーム)のメンバーで臨んだ日本チームは決勝レースで37秒60のアジア新記録をマーク。ジャマイカに次ぐ2着に入る偉業を成し遂げた。レース後は世界最速の男ウサイン・ボルトが「侮れないチームだと思った。バトンの受け渡しが本当に素晴らしかった」と話すなど、アメリカなど強豪国を破った日本は海外でも称賛を浴びた。

 日本の陸上史に残るレースにハリルホジッチ監督も感銘を受けた様子で、「組織でなら日本は勝てます。それを植え付けたい。最初に自分をリスペクトして、相手をリスペクトする。スポーツ面で違う性格を持たなくてはいけない。2、3日では変えられないが、やっていかなくてはいけない。勇気を持って、日本の全員で前に行くということです」と語気を強めた。

 日本人らしい協調性と技術を極限まで高めつつ、勇敢に戦う闘争心を引き出していく――。日本のリレーチームが与えたインパクトは、各競技にも波及しつつあるようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/26(金) 16:05

THE ANSWER

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