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【世界を変える中学生】京大生に語る未来への講義、14歳に教えてみた。 瀧本哲史

Book Bang 8/26(金) 10:00配信

ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者で、気鋭の論客として注目を集める瀧本哲史さん。各地の中学校で行った14歳のための特別講義のエッセンスを集めた期待の新刊『ミライの授業』について、担当編集者と語り合った。

14歳に教える、未来をつくる具体的な方法とは?

加藤 瀧本さんと本を作るのは、今回が3度目ですね。1冊目は『僕は君たちに武器を配りたい』(2011年9月刊)でした。

瀧本 この本は大学生に向けて書きました。世の中を変えるための本を作ろうというのが根本にあって、では実際に「誰」が変えるのかといったら、それは大学生だろうと思ったんです。

加藤 発行部数は10万部を超えました。2冊目が『君に友だちはいらない』(2013年11月刊)。これは、社会を変えようという意識のある人に向けて、実際にどうすれば社会を変えることができるのかについて書かれた本ですね。

瀧本 部数こそ前作を下回りましたが、反響は大きかったですね。小泉進次郎さんをはじめとする政治家や起業家の方から、「この本を書いた人に会いたい」というオファーがたくさんあって。

加藤 その小泉さんとは、2014年に東大の学園祭(本郷キャンパスの五月祭)でトークイベントをやりましたよね。そして、今回の『ミライの授業』。14歳の中学生に向けて語りかける形になっています。

瀧本 ますます大変な時代に入っていく日本を変えるには、大人に訴えかけるだけでは間に合わないと思ったんです。まだ、何もなしえていないけれど、何でもできる可能性がある14歳が、「俺が、私が、やってやる!」と熱い情熱を持っているうちに、「そうだ、世の中を変えるのは君たちなんだ!」という思いを届けたい、と。

加藤 瀧本さんは以前、昭和を代表する進歩的知識人の吉野源三郎さんが1937年(昭和12年)に著した『君たちはどう生きるか』に影響を受けたと仰っていましたね。満州事変のあと、時代がどんどん戦争へと傾斜していく困難な時代に、吉野さんは子供たちに「自分の頭でじっくりと物事を考える大人になれ、けっして希望を捨てるな」と説いた。その平成版が、今回の本なのだろうと思っています。

瀧本 そうですね。『ミライの授業』はタイトルの通り、未来を生きる子供たちに向けた、未来を変えるための特別講義です。具体的には、世界に変革をもたらした20名を紹介し、彼らの生き方や考え方から、「未来をつくる法則」を導き出しました。

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最終更新:8/26(金) 10:00

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