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最注目カメラ男子・村上虹郎。 撮りたいのは女の子の??? [ViVi]

講談社 JOSEISHI.NET 8/26(金) 21:00配信

インスタグラムの写真がオシャレだと話題にのぼっている、まさに今注目のカメラ男子・村上虹郎くん。何も考えずに感覚だけで撮る写真とは!?

雨の中、透明なビニール傘を逆さにし、まるで独楽(こま)のようにくるくると回した。虹郎くんは、地面で踊るその傘を、自分のカメラに収めていた。

「人物より、抽象的なものを撮った写真のほうが、最終的には好きかもしれない。人物だと、その写真を見たときの相手に対する私情に左右されることがあって、純粋に写真として見られなかったりするから」

雑誌で写真の連載を持っていたり、インスタグラムの写真がオシャレだと話題にのぼったり。虹郎くんはまさに今注目のカメラ男子。

2年前、フィルムで写真を撮りたい!と思い立ち、“写ルンです“を買って、身近にあるピンとくるものを撮り始めた。

「今でも、最初に“写ルンです“で撮っていたときの写真が一番好き。あの、何も考えずに感覚だけで撮ってた写真には勝てない(苦笑)! 写真って、要はその人がどれだけ面白く世界を見てるか、それしかないと思っていて……。最近の写真のほうがどんどんつまんなくなってる気がして、それがすごくイヤですね」

ある人から、とても扱いの難しいオリンパスのカメラを渡されたことが、“写ルンです“を卒業するきっかけになった。半年後、それが使いこなせるようになると、今度はライカというドイツの高級カメラを貸してくれた。まるで、カメラを進級するように。虹郎くんは、幼い頃から自分の身近にいるクリエイターのことを“偉大な表現者たち“とリスペクトしている。もちろん、そういう人たちからきっといろんな影響を受けているんだろうけれど、自分らしさとかオリジナルを極めたい気持ちも人一倍だ。

写真を撮るときは何も考えないけれど、お芝居のときは、いつもウンウン悩む。ときには、「俺のコンプレックスって何だろう」と、自問自答することもある。

「根っこはシャイだし、自分の中にはいつも躁鬱(そううつ)のリズムがあります。仕事をしてると、現場のエネルギーに煽(あお)られて、だいたい躁(そう)になってくる(笑)。でも、写真とか歌詞とか、自分の内側にあるものを外に出すなら、鬱っぽいときのほうが、愁(うれ)いとか翳(かげ)りみたいな、不思議なものがあって面白い。だからホントは、いつか、自分で自分を撮ってみたいんです。だって、撮られることも撮ることもできるから。でも、実際にはまだ全然、自分を撮れるだけの技術も人としての愁いもない。それがすごくもどかしい。でも、そのもどかしさが、写真を撮り続けることのエネルギーになってたりして……」

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最終更新:8/26(金) 21:00

講談社 JOSEISHI.NET

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北朝鮮からの脱出
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