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ドタバタ劇が続くインテル 長友のライバルだった“トルコ史上最高の左SB”が加入3カ月で放出へ

Football ZONE web 8/26(金) 14:59配信

今季新加入のエルキンが、ベジクタシュに1年間の期限付き移籍か

 「トルコサッカー史上最高の左サイドバック」と呼ばれ、日本代表DF長友佑都のライバルになると見込まれていた男が、わずか3カ月で母国へレンタル移籍することが決定的になっている。トルコのTV局「NTV Spor」が、公式ツイッターに「ベシクタシュがジャネル・エルキンを1年間のレンタルで獲得」と報じている。

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 エルキンは昨季までトルコの強豪フェネルバフチェでプレーしていたが、契約満了に伴い今年の6月1日にフリートランスファーでインテルに加入した。インテルにとっては、昨季に左サイドバックを長友と争ったDFアレックス・テレスの買い取りオプションを行使せずに、移籍金なしで同じポジションの補強を完了させるという狙い通りの一手になるはずだった。

 しかし、エルキンにとって悪夢の始まりは、自身を高く評価して獲得に動いたロベルト・マンチーニ監督が突然チームを去ったことだった。今月8日、インテルは移籍市場での動きを巡って首脳陣と対立したマンチーニ監督を、事実上の解任とされる契約解除に踏み切った。そして、フランク・デブール新監督がチームにやって来た。

デブール新監督から評価されず戦力外に

 デブール新監督はエルキンを全く評価せず、加入から3カ月も経たずに戦力外扱いとなっていた。21日のリーグ開幕戦で左サイドバックには長友がスタメン出場。エルキンに出番はなかった。

 こうした状況のなかで、母国トルコの強豪ベシクタシュが獲得に名乗りを上げ、期限付き移籍で交渉がまとまった模様だ。昨季終了後に株式約70%を中国企業の蘇寧グループへ売却したインテルにとっては、ゼロ円移籍とはいえ記念すべきシーズンの補強第1号となったはずの選手が、プレシーズンを過ごしただけでチームを去るという、なんともチグハグな状況となっている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/26(金) 14:59

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