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「ジダンよ、ハメスを信頼してくれ!」 伝説の問題児が同胞の後輩を冷遇する采配に苦言

Football ZONE web 8/26(金) 17:53配信

舌鋒鋭いアスプリージャ氏 ハメスに満足な出場機会を与えないレアル監督を批判

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、代表チームではエースとして絶対的な地位を築いているものの、“白い巨人”では中盤の序列が7番手まで下降。クラブ側から移籍を勧められているともされ、現在はユベントス移籍の可能性が高まっていると報じられている。こうした苦境のなか、ハメスの同胞であり、伝説的な“悪童ストライカー”のファウスティーノ・アスプリージャ氏が、ジネディーヌ・ジダン監督の采配に噛みついている。

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 現役時代は類稀な決定力と身体能力で相手マーカーを震え上がらせたアスプリージャ氏だが、忌憚のない言動のほか拳銃発砲事件までも起こし、違う意味で周囲を震え上がらせるなどサッカー界有数の問題児として知られた。2005年に現役引退後もその舌鋒は鋭いままだが、今回はスペインのラジオ局「オンダ・セロ」でハメスの現状について大いに語った。

「もしハメスが、自らの価値を証明し続けることができていないんだったら、その理由はハメスの能力をコーチが彼に指し示せていないからなんだ。ハメスには、とてもわずかなプレー時間しか与えられていない」と、かつての名ストライカーはいきなりジダン監督の采配を真っ向から批判した。

「もしハメスが3、4試合連続で多くの時間出続けたうえでのひどい出来だったら、Bチームや他のチームに売り飛ばしても結構だ。だが彼は、自分が輝くためのチャンスを持たなければならない。彼はジダンの下で出番が限られている。彼が(2014-15シーズンに)アンチェロッティの下で素晴らしいシーズンを送っていたことは偶然ではないのだ」

レアル加入1年目は輝きを放っていたが……

 14年夏にレアルに加入したハメスは、当時のカルロ・アンチェロッティ監督が重用したことにより在籍1年目は多くの出番を得て、リーガで二桁得点をマークするなどその実力を存分に発揮した。だが、昨夏にラファエル・ベニテス政権が誕生すると状況は暗転。ピッチ外での素行不良も問題視されてパフォーマンスを落とすと、昨季途中に就任したジダン監督はドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチらを重用し、背番号10はレギュラーの座から遠のいていった。しかし、アスプリージャ氏はこう続けている。

「我々は2014年ワールドカップ得点王の話をしている。ジダンは彼を、もう少し信頼してくれてもいいはずだ。もしオレがハメスだったら、クラブに残留してその場所で戦うが、最終的にラインアップを決めるのはコーチだからな」

 コロンビアの悪童ストライカーが送った熱いメッセージは、ジダン監督の心を揺り動かすことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/26(金) 17:53

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