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世界が注目!インドのスタートアップ20選

Forbes JAPAN 8/26(金) 17:00配信

世界のスタートアップの"中心地"がシリコンバレーから拡散している。いま、最も勢いのある場所のひとつは間違いなくインドと言えるだろう。世界中から「カネ」「ヒト」「テクノロジー」が集う、新たなエコシステムが生まれた地ではいま何が起きているのかー。注目すべき20のスタートアップを紹介する。



デリヒブリー(DELHIVERY)
EC向け物流サービス。2010~11年のインドEC勃興期に乗じて急成長、1.2億ドルを調達。高度なシステムの提供もウリ。2011年創業。

フリップカート(FLIPKART)
企業価値110億ドル(国内最大)、インド・ユニコーンの筆頭。当日・翌日配送、30日保証、代引を導入した国内ECの草分け。2007年創業。

ゾマト(ZOMATO)
レストラン検索&レビューサイト。国外拠点も5つあり、インド発ECのユニコーンとしては黒字化する最初の企業と目される。2008年創業。

ワン97コミュニケーションズ(ONE97COMMUNICATIONS)
インドの電子決済最大手。モバイル決済プラットフォーム「Paytm」を運営するユニコーン。アリババなどが出資。2000年創業。

金融インフラの整っていない新興国ほど、FINTECHの恩恵は大きい。インドの農村部や地方では銀行の支店やATMは少なく、銀行口座をもつ国民は全体の6割ほど。クレジットカードの普及率も5%以下といわれる。いまだ現金取引が中心のインドにおいて、決済手段として普及し始めているのが「Paytm」。スマートフォンのアプリなどを使い、実店舗での買い物、携帯電話代や公共料金の支払、また送金もできる。銀行口座がなくても、現金でのデポジットが可能だ。利用者は日本の人口と並ぶ1億2,000万人、月間トランザクションは9,500万件。

オヨルームズ(OYO ROOMS)
低価格ホテル予約サイト。厳しい基準を満たしたホテルにのみOYOブランドを与え、サイト掲載。CEOは22歳、調達額225億ドル。2013年創業。



ドゥルーバ(DRUVA)
シリコンバレーで急成長中のインド発クラウド型データ保護企業。全世界4,000社以上にサービス提供。日本法人も。2008年創業。

ドックスアップ(DOCSAPP)
医師によるオンライン診察、それにもとづく薬の注文や検査予約までできる医療アプリ。調達総額1,200万ドル。2013年創業。

インドの医療インフラは問題山積。ゆえに医療にまつわるスタートアップが多く生まれており、インドのヘルスケア企業1,100社のうち半分は、ここ5年の間に創業したとされる。主要な問題のひとつは、地方や農村部の絶対的な病院・医師不足。この社会課題の解決を目指すのがドックスアップだ。彼らによると、72%の健康問題はオンライン診断で対処できるという。現在500人以上の医師が登録しており、平均15分以内に診察可能。チャットや写真の送信などで診断を受けたあとは、ワンタップで薬が買えたり、3,000を超える提携検査機関が予約できる。

ミューシグマ(MU SIGMA)
ビッグデータ解析の大手。在インド3,500名のデータサイエンティストが消費者動向などを即時解析。調達額2億ドルのユニコーン。2004年創業。

社是は「DO THE MATH」。世界のトップ大学や大学院を卒業した優秀な人材が、日本や欧米諸国と比べると低コストで分析業務にあたるという「オフショア型」のメリットを生かす。ミューシグマは彼らを「データサイエンティスト」ではなく「ディシジョン(意思決定)サイエンティスト」と呼ぶ。米ウォルマート、マイクロソフト、ファイザーを含め、世界の有力企業「フォーチュン500」のうち140を超える企業を顧客にもち、大企業の意思決定を左右する高度な分析を担う。現CEOは創業者である夫の会長就任に伴い現職となったAmbiga Dhiraj(40)。

ワークインディア(WORKINDIA)
スマホの位置情報をもとに、工場・技術系の人材と企業をマッチングするマーケットプレイスを提供。BEENEXTなどが出資。2015年創業。



グレイオレンジ(ROBOTICS GREYORANGE)
物流倉庫に特化したロボット技術メーカー。仕分けロボ「ソーター」と搬送ロボ「バトラー」で昨年から世界市場にも進出。2011年創業。

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最終更新:8/26(金) 17:00

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北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。