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ウーバー、定額サービス「ウーバー・プラス」を米6都市で導入開始

Forbes JAPAN 8/26(金) 10:16配信

ウーバーは今週、定額制乗り放題サービスの「ウーバー・プラス(Uber Plus)」のベータ版を立ち上げた。アマゾンのアマゾンプライムからヒントを得たと思われるこのサービスは、月額の定額料金を払うことで乗車料金を大幅に安くするもの。



初回の導入地域は米国の6都市(サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、マイアミ、ボストン、ワシントンDC)に限定。料金は地域によって異なるが、月額20ドルで20回から40回の乗車が可能になっている。

立ち上げにあたりウーバーは一部の顧客限定でサインアップの権利を付与した模様だ。ベータ版としての立ち上げのため利用は9月のみで、正式なアナウンスは無いが同社のウェブページには詳細が記載されている。

乗車料金の詳細を挙げると、ボストンではウーバー・プラスは乗り合い乗車の「ウーバー・プール」のみに適用。月40ドルの支払いで20回の乗車が可能になる。ワシントンDCでは月30ドルの支払いで20回の乗り合い乗車が可能だが、オプションとして割増料金を払えば通常のウーバーも利用できる。

ヘビーユーザーには非常に魅力的

ウーバー・プラスはウーバーや競合のリフトを頻繁に利用するユーザーにとってかなり魅力的なサービスと言える。サンフランシスコでは乗り合い乗車が一回3ドルで使える計算になり、コスト的に非常にお得なパッケージだ。

この試みで短期的に見ればウーバーは売上を減らすことになるが、顧客のエンゲージメントを高める手段としては有効だ。アマゾンの場合はプライム会員制度の導入が、結果的に売上増をもたらすことを証明した。

ウーバー広報はフォーブスの取材に対し「弊社は常に利用者の立場に立ってサービスの改善に努めており、今回のウーバー・プラスの導入はその一環です」と説明した。

ウーバー・プラスの利用に関しては乗車可能地域の制限がある。例えばサンフランシスコの場合は市内北部に限定で、空港やイーストベイからの乗車には利用できない。また、乗車距離の制限もあり、乗り合いの場合は1回の乗車が距離換算で20ドル以下、通常の乗車は25ドル以下と定められている。

ウーバーによると、今回のウーバー・プラスの導入はドライバーの賃金に影響を与えないという。ドライバーへの賃金は通常の乗車と同じ金額に基づいて支払われる。

Brian Solomon

最終更新:8/26(金) 10:16

Forbes JAPAN

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