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国内競馬場、完全制覇! 初めて訪れた佐賀競馬場で始まる「悲劇」

webスポルティーバ 8/27(土) 17:20配信

「夏競馬」珍道中~西日本編(9)

 笠松競馬場、小倉競馬場と渡り歩いてきた夏競馬の「旅打ち」(その前に川崎競馬場にもいたが......)。第3ラウンドの舞台は、佐賀競馬場となる。

【写真】ギャンブラーたちを佐賀競馬場に運んでくれる「友の会バス」

 佐賀競馬場には、これが初めての訪問だ。グレード競走も行なわれているのに、これまでなぜか縁がなかった。それが今回、やっと来る機会を得て、ワシは国内で開催されている全競馬場“踏破“を達成することになる。

 競馬を始めて、足かけ25年。これまで訪問してきた競馬場の中には、すでに廃止になった競馬場も少なくない。首都圏以外では最も通った広島県の福山競馬場、レース実況をやらせてもらえた栃木県の足利競馬場や山形県の上山競技場......セピア色になりかけているさまざまな思い出が、佐賀競馬場へ向かうバスの車窓に映り込むように鮮やかによみがえってきた。

 久留米駅からおよそ15分、バスは佐賀競馬場に到着した。時間は11時頃だった。中央競馬はとっくに始まっている時間だが、この時期の佐賀競馬は第1レースの開始が12時過ぎ。勝負まで、まだまだ時間はある。

 正門をくぐって、佐賀競馬場の地に足を踏み入れた瞬間、ワシは感慨深い思いを噛み締めた。ついに国内競馬場完全制覇を果たしたのだ! ワシにとっては、誰かに祝ってもらいたいほど、大きなメモリアルなのである――とはいえ、ひとり旅にそんな酔狂な人間は周りに誰もいない。

 まして、死ぬほど暑い。とてもお祝い気分というテンションにはならなかった。競馬場の従事員さんに聞けば、「この夏、一番の暑さ」だとか。このセリフ、笠松競馬場でも聞いたような......。やっぱり、北海道に行きたかったぁ~。

 本来であれば、感慨深いメモリアルな訪問なのに......。それもこれも、すべて「ブラック媒体・スポルティーバ」のせいだ。ワシの大切な思い出までも踏みにじりおって。

 こうなったら、この佐賀競馬場訪問を自力で楽しい思い出にするしかない。しかも、今夜は熊本に泊まる。そこで楽しくお金を落としていくため、さらに快適な移動と宿泊を手に入れるため、“絶対に負けられない戦いがここにある“のだ。

自由席でもエアコン完備のスタンド まずは予想に集中できる環境を整えるべく、笠松競馬場と同じくエアコンの効いた500円の指定席を確保。笠松競馬のプラス収支もこれが功を奏したはず。勝負事にゲンを担ぐことは大事だ。が、なんと、さすが九州というべきか、佐賀競馬場のスタンドは自由席でもエアコン完備だったのだ。これは、何たる不覚......。いきなり500円を損した気分になった。

 佐賀競馬の第1レースは、5頭立て。パドックに足を運ぶとちょっとした違和感を覚えた。それは、頭数ではなく、馬が歩く向き、である。

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最終更新:8/27(土) 17:33

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