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経済援助をしてくれる不倫相手と別れたいが、別れると生活に不安。どうすればいい? [mi-mollet]

講談社 JOSEISHI.NET 8/27(土) 18:00配信

ふぁーたあーしんさんからの質問

Q.経済援助をしてくれる不倫相手と別れたいが、別れると生活できなくなる不安が……

20年前にシングルマザーになりました。子供は男の子が1人。実家に戻り両親に面倒をみてもらいながら働いてきました。実は今の会社の社長と長年不倫関係にあります。お給料の面でもかなり優遇してもらっています。彼は離婚するつもりはまったくありませんが、私のことはずっと面倒を見たいと言っています。子供も成人し、私自身も来年50歳になり、このまま罪を犯しながらの人生でいいのだろうかと、最近考えるようになりました。ただ彼と別れると生活できなくなるのでは……と思い、どうしていいか分からなくなっています。ワガママな質問ですが、どうぞよろしくお願いします。(49歳)



特別ゲスト 小林照子先生の回答

A.罪悪感や感謝の気持ちを持ち続けていれば そのままでもいいんじゃないかしら

ふぁーたあーしんさんは不倫を罪だと感じていたり、「ワガママな質問」という言葉を使ったりしていらっしゃる。きっと、とてもマトモな人生観を持っていらっしゃる方なのでしょうね。それでも彼との関係を続けたいと思っているということは、愛が深い方なのだと思います。だから彼に結婚も求めないし、彼の奥様に罪悪感も抱いているのでしょう。

ですから結論から言うと、このままでいいんじゃないかしら。彼にも感謝し、奥様にも感謝しながら……。その気持ちさえ失わなければ、そんなに罪を感じなくてもいいんじゃないかと思いますよ。

私の知り合いのキャリアウーマンに、仕事のパートナーであり男女の関係であり、という絆が生まれた人がいるのね。その不倫相手の会社というのは、家族経営だったの。つまり、その会社には相手の妻も子供も勤めている。だから当然夫は、家族を取るのか愛人を取るのか、と揉めた時期がありました。でも彼女は、決して彼の家庭を壊そうという気はなかったし、その会社じたい、仕事のパートナーでもある彼女の存在で、ものすごく助けられていた部分があったの。だからもちろんお互いに葛藤したときはあったと思う。でもそこを乗り越えて、今は彼の家族も「彼女は会社にとって必要な存在だ」と割り切って、何とかうまくやってるの。それはきっと、彼女が罪の意識とか、彼と彼の家族への感謝とか、そういったマトモな人生観を持っていたからだと思うの。そこが分かったから、奥さんや子供たちも安心したんじゃないかしら。

キャリアウーマンには、少なからずそういう生き方をする人がいるもの。別の友人にも、長年不倫関係にあった男性のことを絶対に誰にも話さず、相手が亡くなってからようやく「彼がね」とポツポツ話すようになった人がいるの。

だからふぁーたあーしんさんも、思いやりと感謝の気持ちを持ち続けながら、彼との関係を続けていけばいいんじゃないかしら。それならば、決して罪ではないわよ。だって愛なんですから。



PROFILE
小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、青山ビューティ学院高等部・中等部、同・京都校の学園長も務めている。最新著書『80歳のケセラセラ。いくつになっても「転がる石」で』(講談社)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。

最終更新:8/27(土) 18:00

講談社 JOSEISHI.NET