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頭のいい人が失敗してしまう8つの理由

ライフハッカー[日本版] 8/27(土) 23:10配信

Inc.:当たり前ですが、賢いのはいいことです。知的レベルの高い人のほうが収入が良く、資産も多く、長生きするとされています。一見、頭がいいと生きるのも楽そうに思えます。しかし、実際はそこまで単純ではありません。

とても頭のいい人に限ってマヌケなミスをしでかすと言われています。特に常識が求められる場では。その状況のシンプルさ、そしてそんな状況を台無しにしてしまう人たちの有り余るほどの知性は、事態を徹底的にコミカルにしてしまいます。

“「常識は、そんなに一般的なものではない」 ヴォルテール“

数十年のリサーチを経て、科学者たちはついに、なぜこのようなことが起こるのかを解明し始めています。米イエール大学のShane Frederick氏は初めて、なぜ理性的な思考と知性が協働するという結果に至らないのかについての調査を行いました。

調査にあたり、Frederick氏は、参加者に対して次のような質問をしました。

“1ドル10セントのバットとボールがあります。バットは、ボールより1ドル高いです。さて、ボールはいくらでしょうか?“

結果、自信を持って「ボールは10セントだ」と間違えた回答をしてしまう人々がいることをFrederick氏は発見しました。お分かりのことと思いますが、答えのボールの値段はもちろん5セントです。

米James Madison大学とカナダのToronto大学の精神分析医たちも同様のことを考えていました。彼らは、何百人もの参加者を対象に、先ほどの実験と似たようなロジックテストを実施し、参加者のIQレベルと正答率を照らし合わせました。結果、よりIQが高い人ほど間違えた回答をしてしまいやすく、それは実際に問題を解く際に、彼らが精神的なミスをおかしてしまうからだということが明らかになりました。

頭のいい人が馬鹿げたミスをしてしまいがちなのは、彼らがロジックを使う際に盲点があるためです。この盲点は、頭のいい人が自分の論理的能力を過信してしまう傾向にあるがために、生じます。つまり、頭のいい人は、自分が正しく、素早く回答するということにすっかり慣れてしまっているために、自分が間違えているのは、十分に考えずに答えているせいだということにすら気づいていないのです。

とはいえ、バットとボールの問題で不正解だったうっかりさんが、そこまでマヌケだというわけでもありません。Frederick氏がHarvard、Princeton、M.I.T.の学生に、この問題を出したとき、その半数以上が不正解だったというのです。世界有数の名門校の学生ですら、馬鹿げたミスをしてしまうのです。

おそらく優秀な人たちがミスをするときに、もっとも怖いのは、彼らがそのことについて自覚がないということです。どんな人であっても、「バイアスによる盲点」と呼ばれるものは、避けて通れません。つまり、私たちは他人のミスを見つけるのは得意ですが、自分のミスにはことごとく気がつかないということ。そして頭のいい人にとっては、ミスが馬鹿げたものであればあるほど、自分のミスを受け入れ難くなります。

“「私は自分が賢いということを知っている。自分が何も知らないということを知っているからだ」ソクラテス“

バットとボールについての質問のようなロジカルな問題を毎日解くようなことはないように思えますが、こういった問題を解決するために使う脳の機能は、毎日物事を考えるときに使う脳の機能と同じなのです。それゆえに、馬鹿げた間違いをしてしまう危険性は職場でもあるというわけです。頭のいい人が自爆行為をやらかしてしまう、ありがちな理由を見てみましょう。

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最終更新:8/27(土) 23:10

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