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「学習リモコンユニット」こそ身近に体験できるIoT

@DIME 8/27(土) 19:46配信

 今、IT業界のトレンドとなっているIoT(アイオーティー)。

 IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」と訳されるが、ちょっと直訳すぎて意味不明(モノがなぜカタカナ表記なのかもわからないヨ)。簡単に言うと、IoTとは、モノがインターネットにつながり、情報を送ったり外から制御されたりする仕組みのこと。ならばPCやプリンターもIoTと言えそうだが、一般的には情報機器以外の製品(家電など)がインターネットにつながるトレンドを指して呼ぶことが多い。「そのへんのモノ」みたいなニュアンスですかね。

 展示会などで発表されるIoT製品は、まだまだ実験的なものも多く、普及するかは未知数だが、IoTの仕組みを理解するのに最適なアイテムはすでに発売されている。その代表としてあげられるのが、ラトックシステムの「学習リモコンユニット REX-WFIREX1」だ。

 通常リモコンは製品と1対1の関係だ。テレビにはテレビのリモコン、エアコンにはエアコンのリモコンと、製品に同梱されているリモコンはその製品のみで使う。

 家電製品が増えてくると便利なのが、マルチリモコンや学習リモコンといったアイテムだ。多くのリモコンは赤外線を使用しており、その信号の情報を持つことで複数の製品に対応したリモコンを作ることができる。学習リモコンは、既存のリモコンから送信した信号を読み取ることで機能を追加できるようにしたリモコンである。

「学習リモコンユニット REX-WFIREX1」は、このマルチリモコン、学習リモコンをWi-Fi接続することによりスマホからのリモコン操作を可能にした製品。通常のリモコンは赤外線を使っているため、製品が目視できるような距離にないとして利用できないが、学習リモコンユニットでは、本体を操作したい機器の近くに置いておけば、離れた場所からスマホでコントロールできる。屋内の別の部屋からはもちろん、外出先からも家電を操作可能だ。

●ソフトウェアアップデートでできるようになったこと

「学習リモコンユニット REX-WFIREX1」は、昨年12月発売の製品だが、ソフトウェアのアップデートにより次の機能が加わった。

 ひとつは、アプリに登録した複数のリモコンから、よく使うパーツを集めてオリジナルリモコンが作成できる機能。たとえば、エアコンのリモコンパーツにテレビの電源オン・オフ、チャンネル切り替え、音量調整のボタンを加えてひとつのリモコンとすることができる。たとえば筆者の部屋は、エアコンと扇風機を併用しているが、その2つをひとつの画面で操作できるのは楽で、それぞれのリモコンを探す手間も省ける。

 もうひとつは、対応エアコンで設定した温度を上回るとスマホに通知してくれる機能。ペットを家に置いて外出する人にとっては便利な機能だろう。外出先から気温を確認してからリモコン操作できるため節電にもなる。

 もうすぐお盆休みのシーズンに入るが、旅行や帰省中の防犯にも役立てられる。リモコン操作に対応した照明器具であれば、夜間にリモートで点灯させることで、不在であることが知られにくくなる。

 1万円ほどの出費でリモコンのある家電製品の多くを離れた場所からコントロールできる。使い方は、家電の数ほど考えられるだろう。そしてトレンドのIoTを身をもって理解できる製品でもある。

文/小口 覺(おぐち さとる)

@DIME編集部

最終更新:8/27(土) 19:46

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