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ミラン本田2試合連続で屈辱の出番なし… ナポリ戦で2人退場者のトラブルで2-4完敗

Football ZONE web 8/28(日) 9:35配信

定位置争いのスソが衝撃弾で一時同点も

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは27日のリーグ第2節で強豪ナポリとのアウェーゲームを戦った。前半に2点を奪われたミランは、後半の立ち上がりに前線の個人技で2点を奪い同点に追いついた。しかし、徐々に地力の差を見せつけられると退場者も2人出す苦しい展開で、最終的には2-4の完敗に終わった。ベンチスタートの本田は今季も栄光の10番を背負いながら、開幕戦に続き2試合連続の出番なしという屈辱に終わった。

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 ミランは前節の試合終了間際に退場処分となったDFガブリエル・パレッタが出場停止になり、そこに新加入のDFグスタボ・ゴメスが入った。中盤から前線の構成に変化はなく、3トップは右からスソ、カルロス・バッカ、エムベイエ・ニアングが並んだ。本田はプレシーズンに続き、右ウイングの座をスソから取り戻すことができなかった。

 試合序盤はミランがリズム良くボールをつなぐサッカーを展開し、前半8分にニアングが左からグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドでフリーのDFイニャツィオ・アバーテが合わせた。無人のゴールに押し込むだけの決定機だったが、クロスバーの上にシュートを飛ばしてしまった。

 ナポリは落ち着きを取り戻すと、同18分に左サイドからFWドリース・メルテンスがシュート巻き込むようなシュートを放った。これはゴールポストに当たったが、跳ね返ったボールをアヤックスから新加入のポーランド代表FWアレク・ミリクが押し込んでゴール。セリエA初ゴールが先制点になった。さらに同33分、FWホセ・カジェホンの左コーナーキックをミリクがヘッドで合わせ、2-0とナポリがリードを広げて前半を終えた。

クツカとニアングが退場

 後半が始まると、ミランは一転攻勢に出た。まずは同6分、右サイドのスソからのパスを左サイドで受けたニアングが、縦に強引なドリブルで突破するとそのまま左足でシュート。これがゴール逆サイドに突き刺さり1-2と反撃をスタートした。この直後には判定に抗議したナポリのマウリツィオ・サッリ監督が退席処分となる一幕もあった。

 そうした混乱の中で、同10分にミランは同点ゴールを挙げた。ペナルティーエリアすぐ外でセカンドボールを拾ったスソが、反転すると得意の左足を一閃。ボールはゴール左上へ一直線に飛ぶ鮮やかなゴラッソとなり、2-2の同点となった。スソは昨季後半戦にジェノアに期限付き移籍で加わり、6得点2アシストと活躍していたが、この衝撃的な一撃がミラン初ゴールになった。

 しかし、この勢いをミランは持続できなかった。徐々にナポリがペースを奪い返すと、同29分にメルテンスが1点目と同じように左サイドからシュートを放った。これをイタリア代表に初選出された17歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマがスーパーセーブで弾きだすも、こぼれ球をカジェホンが押し込んで3-2とナポリが再びリードを奪った。

 ここから試合は混乱の一途をたどった。まずは直後の同30分、ミランMFユライ・クツカがラフプレーで警告を受けると、主審に過剰な抗議を行いレッドカードを提示されて退場処分になった。さらに同43分には、ニアングが相手GKがボールを保持しているにもかかわらずチャージし、この試合2枚目のイエローカードを受けて退場。ミランは9人になった。

 アディショナルタイム4分の終了間際には、ナポリFWロレンツォ・インシーニェが左サイドを完全に抜け出すと中央へラストパス。これをミランDFアレッシオ・ロマニョーリが必死に戻りながらカットするが、ボールはゴール方向へ。ここでロマニョーリはGKのようにボールを手で掻き出したが、こぼれ球をカジェホンが押し込んだ。判定はロマニョーリのオウンゴールとなり、決定的な得点機会でボールを手で扱って阻止しようとしたもののゴールになったということで、ロマニョーリはイエローカードの提示のみで済まされた。

 結局、ミランは2-4の完敗となり、昨季2位のナポリに力の差を見せつけられる結果になった。2戦連続出番なしの本田は、チームは敗戦もポジションを争うスソが2ゴールに絡む結果を残したことで苦しい立場になった。ニアングが出場停止となる次戦で、チャンスは回ってくるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/28(日) 9:35

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