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本田、ライバルの活躍で立場はさらに危うく…モチベーション維持し安定感をアピールへ

フットボールチャンネル 8/28(日) 11:52配信

ミランは現地時間27日、セリエA第2節でナポリと対戦し、アウェイで2-4の敗戦を喫した。開幕戦に続いて本田圭佑に出場機会はなく、先発したスソが2得点に絡む活躍を見せた。ライバルが存在感を発揮したことでますます立場が危うくなった本田だが、出場機会を得るためにはモチベーション維持しつつ、安定感をアピールしていくしかなさそうだ。(取材・文:神尾光臣【ミラノ】)

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ミラン、退場者出し完敗…本田も出番なし

 4-2。退場者を2人出した末に4点を喫し、ナポリに敗れたミラン。ただ、内容は必ずしも悪くなく、むしろ2点のビハインドから攻めに行き、一度は同点に追いついた。

 そして、その2得点に絡んでいたのが4-3-3の右ウイングとして出場していたスソだ。エムバイエ・ニアンに展開してゴールに繋げるだけでなく、エリア手前のこぼれ球を拾って豪快なミドルシュートを叩き込む。

 その他にも後方をカバーしつつ、ナポリのプレスをかいくぐってパスをつなげたり、またドリブルでボールを運んだりと、チームプレーにも献身的に貢献していた。

 「ジェノアでの半年間は役に立った。自分はミランにプレーする資格のある人間であることを証明したかった」。試合後、彼は地元TVのインタビューに対してそう語っていた。

 スソに90分間こういうプレーをされると、やはり本田としては厳しいものになる。実は本田は、ミランがホセ・マリア・カジェホンのチーム3点目となるゴール直後の30分にアップを命じられている。

 だがその直後、ユライ・クツカが2枚目のイエローカードを喰らって退場。一人足りなくなり、しかも点を追いたい状況ではストライカータイプを入れたほうが理に叶う。最後に残っていた交代カードを、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はジャンルカ・ラパドゥーラに切った。

求められる安定感。モチベーション保ちアピールへ

 退場者が出なかったら疲れたスソに代えて本田を入れる、ということも想定していたのかもしれないが、いずれにせよそうはならなかった。

 「点を取ってからは満足してしまったし、想定通りのプレーはところどころやっていたが、パフォーマンスにも継続性がなかった。特に主審の裁定に振り回されたとも思わないし、なるべくしてなった結果だ」

 試合後、モンテッラ監督はそう反省した。ペースダウンの要因を、彼は「メンタル面」だという。スソがキレている今、本田は精神的な安定感をアピールして信頼を勝ち取るしかなさそうである。

 次節は退場したニアンとクツカが出場停止になるが、彼らのポストに本田が起用されることもなさそうだ。出場機会のチャンスが減っていくであろう中、もしミランに残るとすれば、本田はモチベーションを切らさずにチームへの貢献を目指すことができるのか。

(取材・文:神尾光臣【ミラノ】)

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最終更新:8/28(日) 13:03

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