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【名古屋】ジュロヴスキー新体制で見られた変化とは? 選手が口々にした手応えの正体

SOCCER DIGEST Web 2016/8/28(日) 9:00配信

FC東京戦の先制ゴールは理想の形から。

[J1第2ステージ10節]名古屋1-1FC東京/8月27日/豊田ス
 
 小倉GM兼監督の休養とジュロヴスキーアシスタントコーチの監督昇格が発表されてから4日。新体制で臨んだFC東京戦は、前半終了間際に先制するも、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれ、1-1のドローとなった。

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 それでも新指揮官は「今日は良いサッカーができた」と手応えを語る。
 
 2008年から2010年には、名古屋でストイコビッチ監督の右腕として働いた智将は、当時と同じ4-3-3をチームに導入。ウイング、インサイドハーフ、SBらが連係するサイド攻撃を軸にFC東京戦では躍動感のあるサッカーを見せた。これまでの雰囲気が変わったチームの様子を楢﨑はこう評す。
 
「ポジティブに捉えている暇はないですが、ここ数試合で起こった引き分けのゲームと比べたら、内容は好転していると思います。3、4日で進めた戦い方でしたが、監督は僕らに自信を持たせてくれました。今後、選手がクオリティを上げないと今日のようなもったいない結果になってしまいますが、ここ数試合よりは前向きになれる内容だと思います。守る負担を減らすためにボールを回せましたし、精度はまだ上げられるはずです。次の試合が楽しみです」
 
 楢﨑の言葉通り、この日の名古屋は最終ラインから丁寧にビルドアップを試み、サイドを起点にした攻撃でチャンスを作った。
 
 先制点のシーンもまさにその形から生まれた。アンカーのイ・スンヒを加えた最終ラインでのパス回しから、右SBの磯村が持ち上がり、ウイングの永井の落としを右インサイドハーフの小川がオーバーラップした左SBの安田へサイドチェンジ。安田はドリブルで仕掛けながら、相手PA近くで待っていた左インサイドハーフの田口へパス、田口は強烈なミドルを放ち、そのこぼれ球をCFの野田が押し込んだ。

 チーム全体が絡んだ理想的な攻撃。明確な意図を持った崩し方だった。

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最終更新:2016/10/1(土) 18:44

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