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「星野リゾート 青森屋」の魅力は みちのくを体感する文化と美食と温泉

CREA WEB 8/28(日) 12:01配信

星野リゾート 青森屋 (前篇)

 日本の地方の魅力を掘り起こし、プロデュースすることで日本の観光に一石を投じてきた星野リゾート。その各施設を訪れ、地方らしい遊び方、旅の仕方を再発見していこうというシリーズが「日本を遊ぼう!」。今回は“のれそれ(津軽弁で思いっきり)青森”をコンセプトにする「星野リゾート 青森屋」に滞在し、青森の祭りと郷土文化を“のれそれ”楽しむ旅をします。

楽しさに満ちあふれた「じゃわめぐ広場」

 飾り提灯がさがる町並みにウキウキするようなお囃子。いくつになっても、“お祭り”はハレの楽しい雰囲気でいっぱい。ここ「星野リゾート 青森屋」は、エレベーターで地下に下りると「えっ!? ここって本当にホテルの中?」と驚く、お祭りワンダーランドの雰囲気溢れる「じゃわめぐ広場」にいきなりワープできる。

“じゃわめぐ”は津軽弁で“ワクワクする”という意味。大人も子供もじゃわめぐ、青森の夜祭りで沸く町がそのまんま目の前に広がるのだ。

 懐かしい昭和の町並みの中には「ヨッテマレ酒場」があって、24時まで営業の宵っ張りの酒場になる。昼は焼干しラーメンなどの軽食を提供し、夜には酒場になって、スルメや数の子の入った名物ねぶた漬けなどのおいしいおつまみが揃う。

「浴衣処 いろは」では色とりどりの浴衣をレンタルしている。そして、「あおもり工房」では、ほたて貝の絵付けや八幡馬の色付けなど、青森の思い出になるような工芸品を自分で作ることができる。また、春はりんごの花みくじ、夏は金魚の貸し出しと、季節ごとに趣向を凝らしたプログラムも楽しめる。

 中央のステージでは、毎夜、“じゃわめぐショー”としてプロの奏でる津軽三味線、そして、青森屋スタッフによるスコップ三味線が演じられる。

 青森の祭りを彩る武者絵が描かれた大きな山車が飾られていて、年がら年中、ここはお祭りなのだ。

青森の海の幸・山の幸をいろんなスタイルで

「じゃわめぐ広場」を通っただけで、昼間からすっかりお祭り気分だが、まずはチェックイン。お部屋のベッドには、青森の津軽に伝わるこぎん刺しのランナーがかかり、ここでも郷土色を感じる。

 大きなかっぱ沼を囲む形で「旧渋沢邸」や「南部曲屋」の立つ敷地内の広大な公園を散策するのもよし、温泉に浸かりにいくのもよし、また、「じゃわめぐ広場」で昼間からお祭り気分にひたるのもよし、お楽しみはいろいろ。そして、お腹がすいて来たら、青森の食を楽しむオプションもこれまたいろいろで楽しい。

 まず「のれそれ食堂」の入り口を入ると、割烹着をまとったかっちゃ(お母さん)が夕食の準備をしながら出迎えてくれる。ここは、“かっちゃのぬくもりご飯”をテーマに掲げ、郷土料理を中心に、和・洋・中が揃うバイキングレストラン。

 揚げたてのてんぷらや、青森ではお馴染みの甘じょっぱい“スタミナ源たれ”を使った牛肉の鉄板焼きや磯ラーメンなど、全部制覇できないくらいたくさんの料理が並ぶ。

 また「みちのく祭りや」は、津軽三味線や民謡とともに青森県各地の祭り囃子が山車と共に楽しめる圧巻のショーレストラン。郷土料理が次々に出て来る“ずっぱ(いっぱい)御膳”。海の幸・山の幸をくわ形の鉄板を使い自分で焼く“お祭り焼き”は、熱々が食べられる。

 会場のステージ上には、弘前ねぷた、青森ねぶた、五所川原立佞武多、、八戸三社大祭と、各地の山車が並ぶ。“ねぷた”と“ねぶた”、地方によって微妙に呼び方も変われば、山車を囃す人の掛け声も異なる。最後には食事をしていたお客も総出で、青森ねぶた祭の跳人(はねと)になって山車の周りではねるという楽しいレストランなのだ。

 ほかに、「ヨッテマレ酒場」で一杯やりながら郷土の一品を楽しんだり、「南部曲屋」で食事をすることもできるが、そちらは朝ごはんの際に行くことにする。

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最終更新:8/28(日) 12:01

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