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銀座の真ん中でほっとひと息つきたい時に 「茶の葉」で好みの日本茶と和菓子を

CREA WEB 8/28(日) 12:01配信

銀座のデパ地下でクールダウンできる日本茶専門店

茶の葉 銀座店(東京・銀座)
甘味:生菓子、煎茶白小豆、コイン焼

 甘味処やカフェというのは、予約して行くのではなく、ふと思い立った時に出かける場所だと思いますが、「甘い物が食べたい」のか「ひと息つきたい」のかは、その時々で違うもの。そして、その動機によって、行くお店を分けていたりもするものです。

「茶の葉 銀座店」は、私がひと息つきたい時に駆け込む、松屋銀座の地下1階の癒しのスポット。暖簾をくぐれば、そこは蛍光灯に照らされた食料品売場の生活感が瞬時に遠のく、別世界です。

 照明を落とした空間の静けさは、まるでバーのよう。カウンター席の角の床には井戸が設けられ、そこに生け込まれた季節の花や緑が、野山の風情を運んでいます。席に着き、井戸に流れ込む水のせせらぎの小さな音に気付く頃には、すっかり気持ちはクールダウン。植物や水の気配に包まれると、暑い夏などは体にこもった熱がやさしく下がっていくのが感じられます。

 基本のメニューは、セット(煎茶・抹茶・玉露のお茶1種とお菓子/756円)かコース(玉露・抹茶・煎茶とお菓子/1,944円)。「茶の葉」はそもそも日本茶の専門店なので、どちらかといえば主役はお菓子よりもお茶です。とはいえ、季節を先取りした風情の生菓子は上品で、和菓子の王道の味わい。煎茶も「渋め」や「甘め」など、自分の好みに近い茶葉を選んで淹れていただけます。

 お茶とお菓子のセットは、夏は涼しげなアクリル盆、秋冬は漆盆にのせて供されます。抹茶や焙じ茶のセットを注文すると、お盆の空いたスペースに季節の枝物があしらわれます。

テイクアウト用の茶葉入りお菓子

 甘党の方は、お茶を使った羊羹やクッキーなど、オリジナルのお菓子を帰りがけに是非テイクアウトしてみてください。おすすめは、白餡とお茶を使った羊羹「煎茶白小豆」と「焙じ茶白小豆」です。

 白餡とお茶の羊羹はどちらもスッキリした甘さで茶葉の食感がアクセントですが、食べ比べると「煎茶白小豆」の方がさっぱり、爽やか。「焙じ茶白小豆」の方は、スモーキーな香りが餡の甘みを引き立てる、深みのある味わいです。

「コイン焼」は、焙じ茶、玄米茶、抹茶入り玄米茶という3種の茶葉をふんだんに練り込んだクッキー。驚くほど豊かなお茶の香りが閉じ込められた逸品です。

茶の葉 銀座店
所在地 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座B1
電話番号 03-3567-2635
営業時間 10:00~20:00
定休日 不定休(松屋銀座に準ずる)
http://www.chanoha.info/

小松めぐみ (こまつ めぐみ)
東京都生まれ。食い道楽の親の影響で、10代半ばにして料理に目覚める。大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスに。2000年に独立し、主に雑誌で飲食関連の記事を編集している。

小松めぐみ

最終更新:8/28(日) 12:01

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