ここから本文です

あずき好きな名古屋人 コーヒーに砂糖代わりに入れる人も

NEWS ポストセブン 8/29(月) 16:00配信

 いまや全国的に定着した「名古屋めし」。ひつまぶし、天むす、トンテキなどが有名だが、名古屋には我々が知らない食文化が、まだまだあった──。記者がまず訪れたのは、名古屋市内だけで131店舗あり、名古屋人の心のオアシスとして知られる「コメダ珈琲」だ。

 名古屋人の休日は、家族で朝からコメダ珈琲に行き、親子で店内にある中日スポーツを奪い合うのが最もポピュラーな過ごし方だという。夏休み中ということもあってか、店内は多くの親子連れで溢れていた。お目当てはもちろん、豪華なモーニングだ。『名古屋あるある』の共著者で自身も名古屋出身のライター・川合登志和氏が解説する。

「名古屋のモーニングはドリンク1杯の注文で、トースト、ゆで卵、サラダまでついてくるのが常識です。そもそも『他の店はもっと種類が多かった』と主張するイチャモン好きな名古屋人に対応して、名古屋の飲食店ではつまみやおまけが沢山つきます。名古屋人はケチなので、袋入りのつまみを開けずに持って帰ることが多い」

 これは決して誇張ではない。本誌前号で「つまみ持ち帰り」を報じると、記事を読んだ名古屋人から「えっ! 他の地域ではやらないの?」と驚きの声がツイッター上に書き込まれた。まさに「日本の常識は名古屋の非常識」なのである。

 コメダ珈琲で多くの客が注文していたモーニングの一品が小倉トーストだ。

「トーストにバターを塗り、その上からあんこをたっぷりとかけた食べ物です。その昔、トーストをぜんざいに浸したところから考案された。名古屋人はあずきが大好きで、コーヒーにも砂糖の代わりに甘いあずきを入れる人が多い。家庭には、ゆであずきの缶が常備してあります」(川合氏)

※週刊ポスト2016年9月9日号

最終更新:8/29(月) 16:00

NEWS ポストセブン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。