ここから本文です

【よくわかる講座:マネジメント・管理職研修】今、求められるマネジメント・管理職研修とは

日本の人事部 8/29(月) 7:30配信

1)管理職に対する研修ニーズ

●高い研修ニーズとは、程遠い状況に

近年の企業における研修の傾向を見ると、入社年次や職位ごとに必修で受講する「階層別研修」は減少している。一方、ほとんどの企業で行われている階層別研修もある。一つは、新入社員に対する導入研修。もう一つは、初めて部下を持つことになり、人事考課を実施し、部下を評価・育成する立場となった管理職に対して行う「新任管理職研修」である。この二つの研修に共通するのは、これまでとは立場・役割が大きく変化し、態度・行動、役割を大きく転換させることが求められる「節目」に行うという点である。新入社員研修と新任管理職研修に対するニーズは依然として高く、今後とも重要性は増すと考えられる。

しかし、現場の管理職を取り巻く状況を見ると、そのような研修ニーズとはほど遠い状況にある。まず、管理職の多くがプレイングマネジャー化している。労務行政研究所が行った「ミドルマネジャーの現状に関するアンケート」(2012年)を見ると、過去5年間の職場の環境変化において、9割近くの企業で「プレイングマネジャー化が進展した」(87.6%)と回答している。その影響からか、現場における人材育成全般の課題として、「管理職の仕事が忙しく、育成する時間がない」(61.9%)をはじめとして、「管理職が目先の成果を優先するあまり育成がなかなか進まない」(58.1%)、「どのように育成すればよいかが分からない管理職がいる」(50.5%)などを、過半数の企業が挙げている。

問題は、プレイングマネジャーの役割ウエートが高くなることによって、目の前の業務に埋没しがちになること。その結果、本来のマネジメント業務、部下育成などが十分に行われなくなることだ。このような状況を克服するために、管理職研修を単にマネジメントスキルを学ぶだけではなく、自分自身の振り返りの場、さらには経営戦略を実現するための気付きの場、動機づけの場として設ける企業もあるが、その数はまだ多いとは言えない。

1/2ページ

最終更新:8/29(月) 7:30

日本の人事部

記事提供社からのご案内(外部サイト)

日本の人事部

株式会社アイ・キュー

毎週更新

無料

日本最大のHRネットワーク。企業研修、採用
、評価、労務などのナレッジコミュニティと
して、イベントや雑誌などと連動しながら
「人・組織」に関する課題解決をサポート。

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。