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全米OP制すのは「BIG4」の一角かダークホースか錦織か―海外メディアが展望

THE ANSWER 8/29(月) 18:06配信

英メディアはハイレベルな戦い予想、錦織は「再びチャンスを待ち望んでいる」

 今年のテニス四大大会の最終戦となる全米オープンが現地時間29日に開幕する。2年前の同大会の男子シングルスでは錦織圭が日本人初の四大大会ファイナリストとなったが、今大会ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)やアンディ・マレー(イギリス)といった優勝候補筆頭以外にも実力者が勢揃いし、ハイレベルな戦いになると英メディアが展望している。

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 イギリスの全国紙「デイリー・テレグラフ」電子版は「USオープン2016の論点、マレーとジョコビッチの覇権争い」とのタイトルで全米オープンの大会展望を掲載。「ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、そして先のウィンブルドンまではジョコビッチ時代だった。ついにマレー時代を迎えるのか?」と、リオ五輪で2大会連続金メダルを成し遂げたスコットランド出身の29歳に期待を寄せつつも、今大会は実力者が揃うとレポートしている。

 その代表格として挙げられているのがリオ五輪銀メダリストのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)だ。「負傷によって世界ランキング142位まで落ちているため、ノーシードの選手になる。誰もが序盤戦での戦いを避けたい人物になる」と評されている。

 デルポトロ以外で「ダークホース」的存在に挙げられているのは2年前、同大会決勝で錦織圭(日清食品)を下して王者となったマリン・チリッチ(クロアチア)だ。「2年前の優勝は多くの人に“まぐれ”として見られていたが、この夏、再び優れたテニスを見せ、マレーの22連勝を止めた」と、8月のウェスタン&サザン・オープンで優勝したことに触れている。

 特集ではデルポトロやチリッチだけでなく、打倒「BIG4」を狙う選手も紹介。錦織圭はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、スタン・ワウリンカ(スイス)らとともに名前を挙げられており、「14年のファイナリストは再びチャンスを待ち望んでいる」とレポートされている。

ナダル「BIG4も年齢を重ねている」、ジョコビッチ「選手としてのピークにいる」

 また世界ナンバーワンプレーヤーとして君臨するジョコビッチについては「ウィンブルドンでの3回戦敗退、そしてウェスタン&サザン・オープンは手首の負傷で回避。無敵の29歳はそのオーラをやや失いつつある」と評されている。

 一方、アメリカ地元紙「USAトゥデー」電子版は「ラファエル・ナダル BIG4は加齢を続けている。トップには永遠に止まれない」との見出しで特集記事を掲載。

 記事の中でナダル(スペイン)は「BIG4も年齢を重ねている。この座に挑戦しようとする新しい世代が存在することは自然なことなんだ」とコメントしており、世代交代の波を感じている様子。35歳のフェデラー(スイス)は今大会負傷で欠場となり、リオ五輪で初戦敗退となったジョコビッチも手首に故障を抱えているという。また、ナダルも左手首の故障でウィンブルドンを欠場しており、「私も怪我をした。それは事実だ。ロジャーもそうだ。怪我という観点でみれば苦しい1年だ。アンディとノバクが他との距離を広げている」と語っている。

 一方、ジョコビッチは記事の中で「驚異的なグランドスラムのキャリアを築けたことを、誇りに思っているし、感謝している。今29歳でテニス選手としてのピークにいると思う。できるだけピーク期間を安定させて、できるだけ長く維持したい」と話しており、まだまだ王座を明け渡すつもりはない様子だ。

 ジョコビッチが大舞台で意地を見せるのか、それとも他の選手が頂点に立つのか――。フェデラーは不在となるものの、今年最後のグランドスラムも熱い戦いが展開されるのは間違いない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/29(月) 18:06

THE ANSWER

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