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仕事か子作りか……。晩婚ゆえ、タイムリミットのある選択に悩んでいます。 [mi-mollet]

講談社 JOSEISHI.NET 8/29(月) 18:00配信

Nyantaさんからの質問

Q.仕事か子作りか……。晩婚ゆえ、タイムリミットのある選択に悩んでいます。

42歳です。去年結婚しました。もう無理かなとも思いつつ、子供も諦められません。とはいえ、会社はもう産めないだろうと考えているのか、「そろそろ管理職でバリバリと……」と要望してきます。晩婚なりの家庭を大事にする方向に行くべきなのか、せっかくの機会なので管理職をやらせていただくほうがいいのか悩んでいます。おそらく管理職になったら忙しすぎて子供を作ることもできなくなると見ています。実際、まわりの管理職がそうなので。自分としては以前からやってみたかった管理職にチャレンジしてみたい気持ちがありつつも、晩婚ゆえに無理かもしれませんが、子供が欲しい気持ちも諦めきれません……。いろいろと優柔不断です。



特別ゲスト 小林照子先生の回答

A.仕事か子供かではなくて、 ぜひ、両方をやっていく方法を考えてみて
どっちも諦める必要なんてないわ。両方やれると思いますよ。たしかに子供ができたらしばらくの期間は会社をお休みすることになるけれど、妊娠は病気じゃないから、妊娠期間中は意外とギリギリまで働けますし、出産後も、大変だけど、「子供のために」と、もっとエネルギーが出てくるもの。一緒にいたがる子供を振り切って出勤しているんだから、「グダグダしてられない」と、以前よりテキパキ仕事をするようになる人も多いものよ。

出産には適齢期があるから、それは外さないでほしいと思います。42歳なら、可能性はありますから。

Nyantaさんは今、仕事か出産か、という人生の選択肢を迫られているわけですよね。それは、「もし産んだらまわりに迷惑をかけるかもしれない」という気持ちがあるから。でもね、81年生きた私に言わせれば、それって長い人生の中のほんの一瞬の期間よ。せいぜい1、2年のこと。それに対して、「仕事のせいで産まなかった」という気持ちは、残りの人生ずっと続くの。真面目な人ほど、まず会社とか周囲の人のことを考えてしまうもの。会社や周囲のサポートに感謝する気持ちは大切ですが、もっと大事なのは自分の人生よ。もっと長期スパンで考えなくちゃダメ。

それに今の時代、育児と仕事の両立は、賢くやろうと思えば方法はあると思うわ。私の会社には、育児休暇中の人や育児のために時短で働いている人、在宅で働いている管理職もいます。その人は、最近子供が少し手を離れてきて、週に2日だけ出勤するようになったの。

私も子供を育てているときは、保育園に入れるために引っ越しもしたし、18時までに帰らなきゃいけないから、知恵を使って時間をやりくりしたものです。たしかに大変だったけど、人間必死になれば、大抵のことは乗り切れるものよ。だからNyantaさんも悩むでしょうけど、私は、ぜひ両方目指してほしいと思っています。


PROFILE
小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、青山ビューティ学院高等部・中等部、同・京都校の学園長も務めている。最新著書『80歳のケセラセラ。いくつになっても「転がる石」で』(講談社)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。

最終更新:8/29(月) 18:00

講談社 JOSEISHI.NET

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