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サトノダイヤモンドの妹リナーテ。「好馬体で、気の強さは兄以上」

webスポルティーバ 8/29(月) 11:52配信

厳選!2歳馬情報局(2016年版)

第14回:リナーテ

 今年、最も悔しい思いをしたサラブレッドの名前を挙げるとしたら、サトノダイヤモンド(牡3歳/父ディープインパクト)ではないだろうか。競馬界最高峰の舞台であるGI日本ダービー(東京・芝2400m)で惜しくも2着。それも、わずかハナ差に泣いたのだ。

■前回の写真。グルヴェイグの初子となるヴァナヘイム

 競走馬のセリ市「セレクトセール」において、2億3000万円(税別)で落札された同馬は、昨秋にデビューしてから破竹の3連勝を飾った。無傷で挑んだクラシック第1弾、GI皐月賞(中山・芝2000m)では、直線で不利を受けながら僅差の3着。「負けて強し」と言える内容だった。

 そして迎えた日本ダービー。サトノダイヤモンドはデビュー以来、初めて1番人気を譲ったが(2番人気)、直線では力強く抜け出して、馬群を割ってきた3番人気マカヒキと壮絶な追い比べを披露した。どちらも33秒台前半の上がりを駆使して、そのまま馬体を並べてゴール。しかし、ほんの少しの差でマカヒキに軍配が上がり、サトノダイヤモンドはビッグタイトルを逃したのである。

 その雪辱を晴らすため、サトノダイヤモンドは今秋、GI菊花賞(京都・芝3000m)で初の戴冠を目指すという。そんな中、実は同馬の妹がデビューを控えた2歳馬の中にいる。リナーテ(牝2歳/父ステイゴールド)である。

 早々に注目を集めていた兄と同様、妹も生まれてまもなく、スタッフの目を引く存在となっていた。リナーテの育成を行なったノーザンファーム早来の村上隆博氏は、春の取材でこんな感触を述べていた。

「バランスのとれた好馬体で、スラっとした印象を受けますね。調教をしてみると、動きは柔らかく、跳びが大きいです。綺麗な走りをしますし、いい動きですね。秋のデビューを本線に、無理せずペースを上げています」

 兄サトノダイヤモンドの父はディープインパクトだが、妹リナーテの父はステイゴールドとなる。近年では、オルフェーヴル(三冠を含めてGI6勝)やゴールドシップ(GI6勝)といった荒々しい気性の大物を送り出している種牡馬だ。

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最終更新:8/29(月) 11:52

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