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山本昌がプロ適性を診断「甲子園で熱投した11人のエースたち」

webスポルティーバ 8/29(月) 14:40配信

 プロ通算219勝を挙げ、現在は野球解説者として活躍中の山本昌さん。32年間にわたって中日のユニフォームを着て、50歳まで現役生活を続けたレジェンドは、好投手が多かったと言われる今夏の甲子園大会をどのように見ていたのか? ドラフト上位候補から意外な伏兵まで、11人の投手について語ってもらった。

【フォトギャラリー】履正社・寺島成輝ほか、11人のエースたち

●今井達也(栃木・作新学院/180cm・72kg/右投右打/優勝)

甲子園での活躍をテレビで見ていました。素晴らしいピッチャーが現れましたね。体の線は細くても腕の振りがしなやかで、しかも強く振ることができるから球の走りがすごくいい。まだ高校生なのにコントロールもいいし、十分に上でやれるだけのものがあると思います。あえて気になる点を挙げるなら、ボールがシュート回転することが多いので、どうしても甘いコースに入ってきてしまうこと。この課題を上の世界でどう修正できるかが、活躍のカギになるのではないでしょうか。

●寺島成輝(大阪・履正社/183cm・85kg/左投左打/3回戦敗退)

大会前から「BIG3」と呼ばれていましたが、噂通りの実力の持ち主だと思いました。ボールが出てくる角度がすごくいいですよね。耳の近くから腕が出て、真上から振れる。バッター側から見て、ピッチャーが投げる際に使う空間の幅のことを僕らは「ライン」と呼ぶのですが、寺島くんはラインが非常に狭い。ラインが狭いと体内のパワーをまとめやすいし、コントロールがつきやすいんです。疲れてくると少し顔が上を向いて高めに抜けるボールが増えるので、今後改善していってほしいですね。

●藤平尚真(神奈川・横浜/185cm・83kg/右投右打/2回戦敗退)

彼も「BIG3」のひとりですが、すごく力のあるボールを投げ込みますし、当然ドラフト1位候補になるでしょう。大谷翔平投手(日本ハム)のような迫力を感じます。少し気になっているのは、体重移動を始める際に軸足を折ること。フォームの流れの中で自然にヒザが曲がるのならいいのですが、自ら曲げているため、体重移動の勢いを自分で殺してしまっているように見えます。それでも、これだけのボールを投げているのですから、今後が楽しみです。

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最終更新:8/29(月) 19:22

webスポルティーバ

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