ここから本文です

清武弘嗣も「悩みながら」プレー。セビージャは敵地で15カ月勝てず

webスポルティーバ 8/29(月) 19:40配信

 リーガ第2節、ビジャレアル対セビージャの一戦はスコアレスドローに終わった。この試合に先発した清武弘嗣は61分に退いた。

【写真】リーガ開幕戦のエスパニョール戦に先発フル出場した清武弘嗣

「自分たちのアイデアは相手によって変えるものではない。我々は勝ち点3を勝ち取りにいくサッカーをするし、決して勝ち点3がこぼれてくるのを待つわけではない」

 ビジャレアル戦前日記者会見で、指揮官ホルヘ・サンパオリは、相手や場所に関係なく、信条である攻撃的なサッカーを展開することをあらためて強調した。だが、エル・マドリガルでセビージャが見せたサッカーは、開幕戦でエスパニョール相手に見せたものとはかけ離れたもので、GKセルヒオ・リコのファインセーブがなければ大量失点で負けていてもおかしくない内容だった。

 対戦相手のビジャレアルを包む雰囲気は決して良好ではなかった。チームを再建したマルセリーノ監督がチャンピオンズリーグ(CL)予選の1週間前にクビ。さらにロベルト・ソルダードやジョナタン・ドス・サントスら10人近い主力選手が負傷で戦列離脱。そしてモナコとのCL本戦をかけた戦いは、2戦ともに敗れて敗退。リーマンショックでバブルが弾け、スペインでいちばん失業者の多い地域となっていた陶器の街に元気を与えてきたサッカークラブ自身が、元気を失っていた。

 それでもこの試合、ビジャレアルは試合を優勢に進めていき、ゴールの匂いを感じさせていた。セビージャはエリア内に侵入することすらできず、ミドルレンジからの運頼みのシュートを放つばかり。

 確かにセビージャはアウェーを苦手にしているチームでもある。2015年5月23日のロサレダでのマラガ戦で2対3と勝利して以来、約15カ月にわたりリーグのアウェー戦は一度も勝利を手にしていない。

 ともかく、この日のセビージャはスーパーカップのバルセロナ戦と同様、いいところを見つけるのが難しかった。どちらの試合もイニシアチブを握れず、相手の守備を崩すことなく、前線の選手が突進しては簡単にボールを奪われるというシーンが何度も繰り返されていた。

「フリーかなと思ったら相手がいたり、しっかりと相手を掴みきれてなかった。相手が引いている中ですごく悩みながらのプレーをしてしまったので、ミスも増えてしまった。もったいない試合だった」

 どこか思うようなサッカーができていない。そのことは清武本人も感じていた。

1/2ページ

最終更新:8/30(火) 13:27

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー