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イングランドの伝説的FWがルーニーに「代表引退」を勧告 その真意は…

Football ZONE web 8/29(月) 18:19配信

シアラー氏が現代表エースのキャリアについて持論を展開

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーに対し、同国代表の伝説的ストライカーが代表引退を勧告。ユナイテッドでのキャリアに集中するように説いている。英地元紙「ザ・サン」が報じている。

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 現役時代にニューカッスルなどで活躍し、イングランド代表通算63試合30得点の成績を残しているアラン・シアラー氏は、27日のハル・シティ戦の後半ロスタイムに、タッチライン際でDFを華麗にかわし、18歳の新鋭マーカス・ラッシュフォードの決勝弾を完璧にアシストしたルーニーの創造性を称賛している。

「あれをできる選手はピッチ上で他にいない。ルーニーのスパイクにはいまだに魔法が存在する。かつてほど速く動けないとしても、だ。だが、これがマンチェスター・ユナイテッドのスカッドの層の厚さでもあり、パワーでもある。彼が先発の座に留まろうとするのなら、最高レベルでの活躍が求められる。ルーニーは自己中心的になり、自分自身について考え始めるべきだ」

 2000年の欧州選手権(EURO)後、サポーターから惜しまれながら29歳でイングランド代表から引退したシアラー氏はこう語っている。そして10月に31歳になるルーニーはクラブでのキャリアに集中すべき、と持論を展開する。

「自分のベストを尽くすため」の決断を…

「こんなことを言うのは本当に残念だが、代表引退を意味している。彼がイングランド代表に、もはや有益な存在ではないと言っているわけではない。有益な存在だが、彼は30歳だ。クラブと代表のキャプテンだ。どちらもトップレベルでプレーする要求を満たすことは、段々難しくなってくる」

 実際にユナイテッドでフルシーズンを戦い抜いたEUROフランス大会でルーニーは輝けず、チームも16強で伏兵アイスランドに敗れ去った。ロイ・ホジソン前監督やルーニーには、批判も集まった。

 1998年フランス・ワールドカップで代表キャプテンも務めたシアラー氏は、29歳で代表を引退した時に「自己中心的だ」と批判されたという。だが、「自分の体のことは誰よりも理解していた。クラブと代表を単純に両立させることができなかった」と説明。36歳まで現役選手としてゴールを量産したシアラー氏だが、「ニューカッスルで自分のベストを尽くすために、代表のキャリアを切り上げる決断をした」と説明している。

 ユナイテッドは今季FWズラタン・イブラヒモビッチ、MFポール・ポグバ、MFヘンリク・ムヒタリアンというエース級のタレントをチームに加えた。FWマーカス・ラッシュフォード、FWアンソニー・マルシアルといった若手から、MFフアン・マタら昨季の主力も好調を維持している。

 オールド・トラッフォードで輝き続けるために、シアラー氏は自らの経験からルーニーに代表引退という決断を呼びかけていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/29(月) 18:19

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