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カニエ・ウェスト奇妙なスピーチを披露:話題のMV、ジョブズ、シカゴの殺人犯罪率など

ローリングストーン日本版 8/29(月) 14:00配信

カニエ・ウェストは、新曲『Fade』のMVを発表する前に、とりとめのないスピーチを披露した。

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MTVビデオ・ミュージック・アワードで最も期待されていた瞬間のひとつといえば、カニエ・ウェストが予想通りに予想を裏切る4分間の生放送スピーチだ。白い衣装に身を包んだカニエは、彼の曲『Famous』が鳴り響く中ステージに上ると、新曲『Fade』のMVを披露する前に、要領を得ない話を語り始めた。

会場のカメラがカニエのファン、チャンス・ザ・ラッパーが熱狂的に拍手を送る姿を捉えていたように、カニエは観衆の喝采に何度も話の腰を折られていた。カニエの話はとりとめもなく二転三転し、シカゴの殺人犯罪率の高さ、音楽プロデューサーのP・ディディ(ショーン・コムズ)を崇拝していること、スティーブ・ジョブズとウォルト・ディズニーの芸術的才能を目指す権利を主張し、「俺が目指しているのは、アーティスト商人だ」と熱弁を振るった。

カニエは4分間のスピーチのほとんどを、物議を醸した『Famous』のMVについて語った。「あれは俺たちの今、俺たちの名声の今を表現したものだ。テレビの中でのね」とカニエは語る。「わかるだろ? アナ・ウィンターとドナルド・トランプを隣に並べる大胆さ。レイ・ジェイもいるんだぜ!」

さらにカニエは、妻キム・カーダシアンにも感謝を表し、「お前は・・・俺たちは同じ船に乗った運命共同体だ。今は同じベッドの中だね」。

カニエは昨年、マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞を受賞した際、プレゼンターを務めたテイラー・スウィフトに感謝の意を述べながら、アートへの思いや2人の関係性、2020年の大統領選出馬の意向があることを冗談めかしていた。彼の大げさな演説には、オバマ大統領さえも注目した。オバマ大統領は、「シカゴ南部出身のおかしな名前の黒人を、国民がアメリカ大統領に選ぶと本当に思っているのかい?」と、カニエの歌詞「それはクレイジーだ! 全くクレイジーだぜ!」さながらの冗談を飛ばしていた。

Translation by Sahoko Yamazaki (RSJ)

Elias Leight

最終更新:8/29(月) 14:00

ローリングストーン日本版

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