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新しいことを始めるのは「恥ずかしさ」との戦いだ

JBpress 8/29(月) 6:15配信

 業種にもよるかもしれませんが、コーチやコンサル、士業でサラリーマンが起業をしていく上で、「恥ずかしさ」は成長をブロックする壁の1つになります。営業やセミナー、情報発信はもちろんのこと、プロフィール1つ作るのも恥ずかしさとの闘いになるからです。

■ 何をするにも、とにかく恥ずかしい

 サラリーマンと起業家の大きな違いとして、自分を全面に出していく必要があること、何でも自分でやらないといけないことがあります。

 今まで「やっておいてね」とか「うちの仕事じゃない」で済んでいたことを、全部自分でやらないといけなくなります。業種にもよりますが、自分の顔や個人情報を出す機会も増えます。

 プロフィールを作ると顔写真も出しますし、実績について多少「盛る」ことも必要になります。嘘はいけませんが、やってきたことを「私がやりました!」と言うだけでも、日本のサラリーマンは苦手とするところです。ブログを書いたり、SNSで情報発信をすることも、人によっては恥ずかしいでしょう。

 動画の配信なんて、すごく恥ずかしいですよ。セミナーをするのも、営業をして自分を売り込むのも、料金の話をするのも、全て恥ずかしいでしょう。そもそも、会社を辞めて起業をすると宣言するだけでも、周りからどう思われるか気が気ではなく、恥ずかしいので二の足を踏んでいる人がたくさんいるのではないでしょうか。

■ セルフプロデュースの恥ずかしさ

 コーチ・コンサル業は究極のところ、自分を売る商売です。商品開発をして尖らせたりといった工夫はしますが、結局は「私の能力を買って下さい」と言っているのです。だから自分はこんなに優れていて、個性的で、努力もしていますということを、直接的にせよ間接的にせよ伝えていく必要があります。

 これは、やっぱり最初は恥ずかしいですよ。商品は売れても自分は売れないという感覚は、人として正常であると言えるでしょう。

 でも、そういう人はサラリーマン時代、おそらくトップ営業マンではなかったはずです。トップ営業マンは、商材が何であれ「自分を売る」ということができています。

 「営業は苦手ですが経営には興味があります」と言う人は多いのですが、経営とはすなわち、営業なのだと思いますよ。マーケティングというと耳障りは良いですが、「いかに売るか」は経営そのものです。経営者は、内外で常に「営業」をしています。恥ずかしいなんて言っていられない、というのが実情でしょう。

■ 大企業で守られてきたこと

 私自身もそういう面はあったのですが、大企業だと「自分は◯◯のプロだから営業はできない」ということが、ある程度許されてしまうことがあります。しかし、それは健全な姿ではないのだろうなと思います。そもそも、大企業においても社内営業ができないと仕事のクオリティは高まらないですしね。

 私はサラリーマン時代には、財務の仕事では一応、営業もさせていただいてお客さんと直接的に接することができたので、まだ恵まれていました。その経験がどれほど役立っていることか。

 営業経験がなくて起業をするのであれば、より積極的にセルフプロデュースや営業をやっていき、慣れる必要があると思います。これは、ビジネスを進めていく上で必要かつ大切なことを、今まで他の人に依存していたということです。これは自戒を込めて書いています。

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最終更新:8/29(月) 6:15

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