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カスクートやフォカッチャが充実! わんこのおやつもある「PAN CLUB」

CREA WEB 8/29(月) 12:01配信

 大阪市、京阪本線の森小路駅から徒歩1、2分。「PAN CLUB」は、赤いテントとコック姿のポストのオブジェが目印の小さなパン屋さん。

 木枠のガラスの引き戸を開けて中に入ると、左に大きなケースがあり、パンは対面販売。右側はゆったりしたイートインコーナーで、ワンちゃん連れOK。たまたまお店に来ていた常連客のフレンチブルドッグが、お行儀よく迎えてくれました。

「フレンチブルドッグを飼っていて、ワンちゃんのおやつも色々工夫して作っています」とご主人・武中孝司さん。

 奥様の里香さんが、クッキー生地で金太郎飴のようにして作る「金太郎クッキー」は、お店の隠れた人気商品。そのリアルな表情に思わず笑みがこぼれます。

「ワンちゃん用なんですが、人間も食べられますよ」と里香さんはにっこり。材料はパンを作るのと同じもので、塩や砂糖、添加物は不使用。ワンちゃん用のおやつは、他に「チーズスティック」「ブルーベリークラッカー」「バニラクッキー」があります。ワンちゃん用の誕生日ケーキもオーダーで作るのだとか。

「ワンちゃんを連れて、遠くからわざわざ来てくださる方が多いので、イートインコーナーを設けたんです」。

 おやつをおいしそうに食べるワンちゃんを見ながら、私もイートイン。おすすめのフォカッチャとアイスコーヒーをいただきました。そのフォカッチャは、遠方から来られるお客のために作り始めたメニューなのだそう。

迷いながら選ぶのも楽しいフォカッチャ

 フォカッチャは、常時8種類程。食べやすいフォカッチャ生地に、様々な具材をトッピングして焼き上げています。

 水牛のモッツァレラチーズを使った「マルゲリータ」や、バジルソースにナス、プチトマト、ベーコンをのせた「バジリコ」は、イタリアンな味わい。「チョリソーと野菜」は、たっぷりの野菜とピリ辛チョリソーで満足度抜群。

 イカ、エビ、アサリ、タコの旨みを自家製ベシャメルソースが引き立てる「シーフードグラタン」、ピーナッツ味噌の風味を堪能できる「3種のきのことれんこん」に、バターの風味とジャガイモのホクホク感が楽しめる「じゃがバター」。

 カレーパンのような「野菜カレー」は、温めるとチーズがとろけてよりおいしくなります。コーンをのせられるだけトッピングした「コーンマヨ」は、マヨネーズ好き、コーン好きにはたまりません。

 武中さん夫妻は1993年、住宅街で「PAN CLUB」をスタートしました。「毎日のように買いに来てくれるお客さまのために、もっとおいしいパンを作ろう」と、本を読んだり、パン屋で教わったり。独学で工夫を重ねていきます。2002年には駅前に移転。10年程前から「近隣の他の店にないパンを作ろう」と、ハード系をメインにしました。

「菓子パンを作ったら、それしか買ってもらえない。菓子パンをなくして、自分達がおいしいと思うハード系をしつこく作り続けました」と武中さん。

 ケースの中には、フランスパン生地やライ麦パン生地で作った、小ぶりで食べやすいハード系のパンが色々並んでいますが、あんパンやジャムパン、クリームパンなどの菓子パンはひとつもありません。替わりは、パウンドケーキとシフォンケーキなど。

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最終更新:8/29(月) 12:01

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