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甲子園にも学校にも新聞投稿欄にも… 日本女性の息苦しさ

NEWS ポストセブン 8/30(火) 16:00配信

 女性であるがゆえに感じる息苦しさは、今の日本にはそこらじゅうにある。例えば甲子園。8月2日に甲子園球場で行われていた練習で、大分高校の女子マネジャーの首藤桃奈さん(3年生)がユニホームを着てグラウンドに立ち、退場させられた。

 大会規定では危険防止のため、グラウンドに立つのは男子のみと記されている。甲子園練習も準じる形になっているが、手引きには男女の明記がなく、ジャージーでの参加は禁止、ユニホーム着用とだけ書かれている。そのため廣瀬茂部長はこう釈明した。

「私が勘違いしていました。彼女は一生懸命がんばってきたので、グラウンドに立たせてあげようと思って…。本当に申し訳ありません」

 この一件が大きな物議をかもしている。元五輪選手の為末大氏(38才)は「世の中ともっともずれてる競技になりつつある」と批判。脳科学者の茂木健一郎氏(53才)も「『丸刈り』を含め謎の様式美、禁則が多すぎますね」とツイートした。

 この一件を、同年代の女性はどう見ているのか? この件を取り上げた『ワイドナショー』(フジテレビ系)出演者の岡本夏美(18才)はこう話す。

「甲子園とか高校野球ってなると、礼儀とか作法とか、独特の文化がありますよね。堅いというか、ルールが多いというか…。歴史があるから、そういうルールがあると言われたら“うん”と言わなければいけないのかもしれませんが、私が同じ立場で言われたらショックですね」

 というのも岡本には、サッカー部のマネジャーをしている親友がいるからだ。

「運動部のマネジャーってすごい大変らしく、すぐ辞めてしまう人も多いんですよね。選手じゃないから目立ちませんが、勉強と両立させながら、精一杯汗流して、同じチームのメンバーとして、3年間過ごす。だから、この一件をきっかけに、“女だから”という理由のルールは変わればいいなと思いました」(岡本)

 彼女の世代は、男女間の差別の歴史は、教科書で「さらっと」勉強した程度で実体験はない。周りには、女子力の高いフェミニンな男子が急増し、力関係も女子が上。

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最終更新:8/30(火) 16:00

NEWS ポストセブン

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