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ミラン本田の自己分析 今季開幕2試合でベンチ要員の理由は「契約期間が短いから」

Football ZONE web 8/30(火) 10:08配信

新鋭スソに実力で右ウイングのポジションを奪われる

 ACミランFW本田圭佑が29日、埼玉県内で行われているロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むハリルジャパンに合流した。今季ミランで開幕2試合先発落ちに加え、出番がないというクラブでの危機的状況について、残り契約期間の短さこそが出場機会の減少の理由と自己分析をしている。

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 ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の就任したミランで、本田は2014年1月の加入後、初めて開幕戦で先発から外れた。背番号10を託された選手が故障などの問題もなくスタメンから外れるのは名門の歴史でも異例の状況だが、本田は「その質問も何度も受けてるんで、今度はどういう答えにしようか」と余裕を見せていた。

 そして自己分析の結果、出場機会を狭めているのは残りの契約期間だという。

「確かに序列のスタート地点、今までと何が変わったかというと、僕が契約が満了に近づいてきている選手ということになってきて低い」

 本田はこう語った。今季限りで契約満了となるが、中国企業グループが買収したミランで本田の契約延長に関する話題は出てきていない。この残り契約期間の短さで、チーム内での扱いに変化が生まれたと主張している。

伊語を話せないので「モントリーボを使う」

 また、定位置奪回の鍵にコミュニケーションの重要性を挙げている。

「もう少しアプローチを変えないと(ポジションを)取れないと思う。基本、イタリア語でコミュニケーションを取れないので、僕から寄っていくことが少ないんですけど、ちょっとだけ(英語を)喋れる(リッカルド・)モントリーボとかを使ってコミュニケーションを取ろうと。でも、しようとするところまでいっていないんで、そういうことも考えようかなと思っている」

 本田はミランで4シーズン目を迎えるが、同僚とはイタリア語でコミュニケーションを図れるレベルではないと自ら明かしている。同じミラノを本拠地とするインテルに所属する日本代表DF長友佑都が、積極的にイタリア語を話すのに対し、英語をメインにする本田はチーム内でのコミュニケーションについて、主将のモントリーボを介しながら改善を図る方針も明らかにしている。

 6月の日本代表活動中に負ったケガの影響で、プレシーズンを別メニュースタートとなった本田は、元U-21スペイン代表FWスソに右ウイングのポジションを完全に奪われている。スソは昨季後半戦、ジェノアに期限付き移籍し、半年間で6得点2アシストと結果を出して復帰した。一方、本田は昨季1得点3アシストという数字だった。

 ミランの右ウイングはリーグ開幕から2試合連続でスソが起用され、27日のナポリ戦では2-4と敗れたものの、そのスソが鮮やかなミドルシュートでのゴラッソを含め2得点に絡む活躍を見せており、実力的にも差を見せつけられている。

 簡単にチャンスが巡ってくる状況にはないが、この日本代表でのW杯アジア最終予選で試合勘を取り戻し、チーム内でのコミュニケーション改善によってポジションを奪い返すことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/30(火) 10:08

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