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「オフィスで地ビール」サブスクリプション、はじまる

WIRED.jp 8/30(火) 17:10配信

醸造所から出荷されたばかりのビールを自宅で飲みたい人にとって、選択肢は限られている。円筒状の金属容器ケグを丸ごと買うか、醸造所から直送されるハーフガロン(約1.9リットル)のグロウラー(専用のガラス容器)を買うかしなければならない。
どちらも不便だ。ケグは巨大で、ばかデカい冷蔵庫が必要だ。グロウラーはといえば、開けたあと1~2日以内に飲み切らなければビールの気が抜けてしまう。
そこで、ビール愛好家が抱える悩みを解決すべく登場したのがHopsyの「HomeTap」だ。

【動画で見る】オフィスでも自宅でも。こんなマシンが登場。

HomeTapは小型で、キッチンのカウンタートップに十分フィットする(あるいは、もしあなたが起業家でシリーズAラウンドで資金の調達に成功しているなら、オフィスの休憩室にもぴったりだ)。

ビールは、Hopsyと提携する地元のマイクロブルワリー(小規模ビール醸造所)のものが、2リットルの特製プラスティックボトルで提供される。それぞれのプラスティックボトル内には、ボックスワインのなかにあるのと同じようなバッグが入っている。

ユーザーがビールにありつくまでの道のりはシンプルだ。この大きなボトルを装置のなかに入れ、ボトルに組み込まれているホースをタップハンドルに走らせて、ドアを閉めてロックする。ビールはマシンのなかで適温に保たれ、注がれるときには、空気がプラスティックボトル内に送り込まれる。これにより、なかのバッグに圧力がかかり、ビールがタップを通ってグラスに絞り出されるというわけだ。空気に触れない構造のため、ビールは最長2週間、新鮮さを保つ。

このマシンを開発したのは、ドイツの家電メーカーKrups。ヨーロッパにはHomeTapのようなシステムはすでに存在しているが、米国ではHopsyが唯一のディストリビューターだ。

HomeTapを購入したあとはHopsyが、あなたが選んだビールを、お望みの頻度で玄関まで配達してくれる。配達を含むサブスクリプションプランに登録することも可能だし(自動更新される)、必要に応じてビールボトルを購入することにしてもいい。

ボトルは従来のグロウラーよりも高価で、価格は約20ドルから。また、HomeTapのサーヴィスは、一部エリア以外では利用できず、ビールの選択も、Hopsy社と提携する地元のマイクロブルワリーによって提供されるものに限られている。だがビール愛好家なら、お好みの銘柄がきっとメニューに見つかるはずだ。

MICHAEL CALORE

最終更新:8/30(火) 17:10

WIRED.jp

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